4.11 橋梁モデルの応用スキーマ
橋梁とは、道路、鉄道、水路等の輸送路において、輸送の障害となる河川、渓谷、湖沼、海峡あるいは他の道路、鉄道、水路等の上方にこれらを横断するために建設される構造物の総称である。市街地において効率的な土地利用の観点から、道路上あるいは河川上の空間に連続して建設される高架橋も橋梁の一形態である。[土木工学ハンドブック]
標準製品仕様書では以下を対象とする。
道路法(昭和27年法律第180号)第2条第1項に規定する「橋」。橋長2.0m以上を対象とし高架橋及び桟道橋を含む[参考 [30]]。
桟道橋:斜面を通過する道路で、橋桁の一側が斜面に接し、反対側が橋脚になっている部分[付録7 公共測量標準図式]。
鉄道事業者法施行規則別表第一に定める鉄道施設の「橋りょう」。
鉄道事業者法施行規則別表第一に定める鉄道施設の「こ線橋」。
こ(跨)線橋:駅構内の鉄道を横断するために構築された橋[付録7 公共測量標準図式]。
道路法第30条第1項第10号に定める「横断歩道橋」。
横断歩道橋:車道を横断する歩行者を車道から分離するための通路が、道路の上方に設置される道路横断施設[道路基盤地図情報]。
また、標準製品仕様書では、建築基準法第44条第1項第4号において示された公共用歩廊で、道路上に設けられた高架の歩行者専用道路(ペデストリアンデッキ、スカイウェイ、スカイウォークなどと呼ばれる)を含む。