4.18.1.1.2 地形モデル(LOD0)の定義

地形モデル(LOD0)の定義として、含むべき地物型、各地物型の空間属性の型、取得基準、取得方法及び補足を示す。

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地物型

空間属性の型

取得基準

取得方法

補足

LOD0

ReliefFeature

  • 等高線、凹地、土がけ、雨裂、急斜面、洞口、岩がけ、露岩、散岩、さんご礁

  • BreaklineRelief又はMassPointReliefの集まりとして取得する。

  • 高さは0とする。

ReliefFeatureは地物の集まりとして表現し、空間属性はもたない。

LOD0

BreaklineRelief

MultiCurve

  • 等高線、凹地

  • 等値線を取得する。

  • 高さは0とする。

  • 土がけ、雨裂、急斜面、岩がけ

  • 上端線及び下端線を取得する。このとき、上端線は低い方を右に見る形で、下端線は高い方を右に見る形で取得する。

  • 高さは0とする。

  • 露岩、散岩、さんご礁

  • 高度の高い方を右に見る形で界線を取得する。

  • 高さは0とする。

LOD0

MassPointRelief

MultiPoint

  • 岩がけ、土がけ

  • 記号表示位置の点を取得する。

  • 高さは0とする。

正射影の幅が図上1.0cm以上の場合に、適宜の位置に記号を添えて表示する。

  • 洞口

  • 記号表示位置の点と向きを示す方向を取得する。

  • 高さは0とする。

入口の正射影の方向に一致させて記号を表示する。

  • 散岩

  • 記号表示位置の点を取得する。

  • 高さは0とする。

数値地形図の取得方法に従う。

必須

条件付必須

任意(ユースケースに応じて要否を決定してよい)