4.18.1.3.2 地形モデル(LOD2)の定義

地形モデル(LOD2)の定義として、含むべき地物型、各地物型の空間属性の型、取得基準、取得方法及び補足を示す。

4-772

地物型

空間属性の型

取得基準

取得方法

補足

LOD2

ReliefFeature

  • MassPointRelief又はTINReliefの集まりとして取得する。

ReliefFeatureは地物の集まりとして表現し、空間属性はもたない。

LOD2

MassPointRelief

MultiPoint

  • レーザ点群の場合は、点密度0.25点/m2以上

  • 数値標高モデルの場合は、点密度0.25点/m2以上のレーザ点群を使用して作成し、標高点格子間隔2m以内

  • 標高をもつ点の集合を取得する。

地形のLODは、その作成に使用する原典資料の点密度又は標高点格子間隔により決定する。

LOD2

TINRelief

TIN

  • レーザ点群の場合は、点密度0.25点/m2以上

  • 数値標高モデルの場合は、点密度0.25点/m2以上のレーザ点群を使用して作成し、標高点格子間隔2m以内

  • 標高をもつ3点で構成される三角形の集合を取得する。

地形のLODは、その作成に使用する原典資料の点密度又は標高点格子間隔により決定する。

必須

条件付必須

任意(ユースケースに応じて要否を決定してよい)

4-773

LOD

原典資料

レーザ点群の場合
点密度

数値標高モデル(DEM)の場合
作成に使用したレーザ点群の密度及び
標高点格子間隔

LOD2

0.25点/m2以上

  • 点密度0.25点/m2以上のレーザ点群を使用して作成

  • 標高点格子間隔2m以内