4.23 ポイントクラウドモデルの応用スキーマ

PointCloudモジュールは、地物と三次元点群データを対応させる方法を規定している。この方法により、建築物の外郭、建築物内の部屋、または単一の壁面と組み合わせることで三次元点群データでより精緻に表現することができる。同じことは、交通モデル、植生モデル、都市設備モデルなどを含む他のすべての地物にも適用される。ポイントクラウドは、CityGMLファイル内にインラインで提供すること、LASやLAZといった一般的なファイルタイプの外部三次元点群データファイルへの参照として提供することもできる。

標準製品仕様書で定義するポイントクラウドの応用スキーマは、CityGML3.0のPointCloudモジュールを、CityGML2.0で使用できるようにするために必要となる型のみを抽出し、独自の主題属性を追加定義したi-URで拡張したプロファイルである。