7.2.4.3 サブフォルダの作成

3D都市モデルを格納するudxフォルダには、3D都市モデルの応用スキーマに対応するサブフォルダを作成し、各データ製品を格納する。

災害リスクモデルについては、災害の種類ごとに分けてサブフォルダ(fld、tnm、htd、ifld、rfld及びlsld)を作成する。また、災害リスクのうち、浸水想定区域のサブフォルダ(fld、tnm、htd、ifld及びrfld)には、さらに区域図ごとのサブフォルダを設ける。サブフォルダを作成する場合は、下表に従い、作成したサブフォルダの一覧を付す。

拡張製品仕様書において災害リスク(浸水)モデルを作成する場合は、以下に示す表を用いて、対応する災害リスク(浸水)モデルのフォルダ構成を示すこと。

  • 洪水浸水想定区域のフォルダ構成

    サブフォルダ「fld」の中に、国を示すサブフォルダ「natl」と都道府県を示すサブフォルダ「pref」を作成し、「natl」及び「pref」の中にさらに洪水浸水想定区域図ごとのサブフォルダを作成する。
    なお、「natl」と「pref」には、水防法第14条第1項に定める「洪水浸水想定区域」である災害リスク(浸水)モデルを格納する。また、水防法第14条第1項に定める「洪水浸水想定区域」以外の洪水ハザードマップ等に基づく浸水面や、破堤点ごと、時間経過ごとの浸水面を表現する災害リスク(浸水)モデルは、サブフォルダ「org」を作成し、この中にさらに区域図ごとのサブフォルダを作成する。
    サブフォルダを作成する場合は、拡張製品仕様書において、下表を用いてサブフォルダ名及びフォルダの説明を示す。

7-11 — 洪水浸水想定区域のフォルダ構成

フォルダ名

サブフォルダ名

フォルダの説明(洪水浸水想定区域図の名称)

natl

 

 

pref

 

 

org

 

 

  • 津波浸水想定のフォルダ構成

    サブフォルダ「tnm」の中に、津波浸水想定ごとのサブフォルダを作成する。
    サブフォルダを作成する場合は、拡張製品仕様書において、下表を用いてサブフォルダ名及びフォルダの説明を示す。

7-12 — 津波浸水想定のフォルダ構成

サブフォルダ名

フォルダの説明(津波浸水想定の名称)

 

 

 

 

  • 高潮浸水想定区域のフォルダ構成

    サブフォルダ「htd」の中に、高潮浸水想定区域図ごとのサブフォルダを作成する。
    サブフォルダを作成する場合は、拡張製品仕様書において、下表を用いてサブフォルダ名及びフォルダの説明を示す。

7-13 — 高潮浸水想定区域のフォルダ構成

サブフォルダ名

フォルダの説明(高潮浸水想定区域図の名称)

 

 

 

 

  • 内水浸水想定区域のフォルダ構成

    サブフォルダ「ifld」の中に、内水浸水想定区域図ごとのサブフォルダを作成する。
    サブフォルダを作成する場合は、拡張製品仕様書において、下表を用いてサブフォルダ名及びフォルダの説明を示す。

7-14 — 内水浸水想定区域図のフォルダ構成

サブフォルダ名

フォルダの説明(内水浸水想定区域図の名称)

 

 

 

 

  • ため池ハザードマップのフォルダ構成

    サブフォルダ「rfld」の中に、ため池ハザードマップごとのサブフォルダを作成する。
    サブフォルダを作成する場合は、拡張製品仕様書において、下表を用いてサブフォルダ名及びフォルダの説明を示す。

7-15 — ため池ハザードマップのフォルダ構成

サブフォルダ名

フォルダの説明(ため池ハザードマップの名称)