8.3 メタデータの作成単位

メタデータは、3D都市モデル全体について、一つのメタデータを作成することを原則とする。
以下の場合には、3D都市モデル全体のメタデータとは別に、対象を限定したメタデータを作成する。

  • 原典資料の管理者が3D都市モデルの整備主体とは異なる場合(ただし、原典資料がオープンデータである場合は除く。)

    • 洪水浸水想定区域、津波浸水想定、高潮浸水想定区域、内水浸水想定区域及び土砂災害警戒区域にかかる原典資料として、国土数値情報(オープンデータ)ではなく、河川管理者等から貸与されたデータを使用した場合は、それぞれメタデータを作成する。

    • 建築物モデル(LOD4)の原典資料として、整備主体以外の施設管理者から貸与されたBIMモデル等を使用した場合は、建築物モデル(LOD4)に対するメタデータを作成する。

  • 3D都市モデルの整備事業者が対象地物によって異なる場合

    • 整備事業者毎に作成する。

  • 空間参照系が日本測地系2011における経緯度座標系と東京湾平均海面を基準とする標高の複合座標参照系以外の場合

    • 地下埋設物モデルは空間参照系が日本測地系2011における平面直角座標系と東京湾平均海面を基本とする標高の複合座標参照系であるため、地下埋設物モデルに対するメタデータを作成する。