Q1:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:XMLは、HTMLと同じくウェブページの表示を目的とした言語である。
- B:XMLは、拡張性があり、アプリケーションに依存せず利用可能なデータ記述言語である。
- C:XMLのタグは、W3Cによって厳格に定義されており、ユーザーが自由に定義することはできない。
- D:XMLファイルの拡張子は常にhtmlである。
解答:B
解説 : 1.1 XMLとは を参照
- A(×):XMLはウェブページの表示を主目的とした言語ではなく、データの記述と構造化のための言語である。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):XMLのタグはユーザーが自由に定義できる。これがXMLの大きな特徴の一つである。
- D(×):XMLファイルの拡張子は通常xmlである。htmlはHTMLファイルの拡張子である。
Q2:次のA~Dのうち、XMLタグの書き方として最も適切な記述はどれか。
- A:XMLの要素は、基本的に開始タグ、内容、終了タグから構成される。
- B:XMLでは、全てのタグは必ず対になる開始タグと終了タグを持たなければならない。
- C:XMLの空タグは、<タグ名></タグ名>と記述する。
- D:XMLの要素名には、半角のアルファベットのみが使用でき、日本語は使用できない。
解答:A
解説 : 1.2 XMLのタグと要素 を参照
- A(○):適切な記述である。
- B(×):空タグの場合、対になる開始タグと終了タグを持たない。
- C(×):空タグは<タグ名/>と記述する。
- D(×):XMLの要素名には日本語も使用できるが、文字化けなどの不具合を避けるため半角アルファベットが一般的に使用される。
Q3:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:XMLの属性は、要素の終了タグの中に記述する。
- B:XMLの属性は、要素に対する付加的な情報を提供し、開始タグの中に記述する。
- C:XMLの属性値は、常に数値でなければならない。
- D:1つの要素に対して設定できる属性は1つのみである。
解答:B
解説 : 1.3 XMLの属性 を参照
- A(×):属性は開始タグの中に記述する。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):属性値は文字列や数値など、様々な型を取ることができる。
- D(×):1つの要素に対して複数の属性を設定することができる。
Q4:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:名前空間は、XMLの要素等が宣言される場所であり、異なる名前空間で宣言された同じ名前を区別するための仕組みである。
- B:名前空間のURIは必ずXMLスキーマのファイルの実際の場所(URL)と一致しなければならない。
- C:接頭辞は必ず「xs」や「xsd」を使用しなければならない。
- D:接頭辞は、名前空間のURIそのものである。
解答:A
解説 : 1.4 名前空間と接頭辞 を参照
- A(○):適切な記述である。
-
B(×):名前空間のURIは識別子としての役割を果たすものであり、必ずしもXMLスキーマのファイルの実際の場所(URL)と一致する必要はない。
-
C(×):接頭辞は自由に設定することができる。「xs」や「xsd」はよく使用される例だが、必須ではない。
- D(×):接頭辞は名前空間のURIそのものではない。
Q5:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:XMLスキーマは、XMLで使用可能なタグやその構造を定める文書である。
- B:XMLデータは必ずXMLスキーマに従って作成されなければならず、XMLスキーマなしでXMLを作成することはできない。
- C:XMLスキーマは常にXMLデータと同じファイル内に記述しなければならない。
- D:XMLスキーマに従ったXMLデータを「整形式」なXMLと呼ぶ。
解答:A
解説 : 1.5 XMLとXMLスキーマの関係 を参照
- A(○):適切な記述である。
- B(×):XMLデータはXMLスキーマがなくても作成することができる(「整形式」なXML)。
- C(×):XMLスキーマは通常、XMLデータとは別のファイルとして作成される。
-
D(×):XMLスキーマに従ったXMLデータを「妥当」なXMLと呼ぶ。「整形式」なXMLは、XMLの基本的な文法規則に従っているXMLを指す。
Q6:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:XMLデータのルート要素の開始タグには、使用する接頭辞とその名前空間、また、名前空間を定義するXMLスキーマの場所を属性として指定する。
- B:XMLデータの最初の行には、必ずHTML宣言を記述しなければならない。
- C:XMLデータのルート要素は、常に<root>タグでなければならない。
- D:XMLデータ内で使用するすべての名前空間は、各要素の開始タグごとに指定しなければならない。
解答:A
解説 : 1.6 XMLデータの全体構造 を参照
- A(○):適切な記述である。
- B(×):XMLデータの最初の行にはXML宣言を記述する。HTML宣言ではない。
- C(×):ルート要素の名前は自由に定義できる。必ずしも<root>である必要はない。
- D(×):名前空間の宣言は通常ルート要素で行い、その効果はその要素とその子要素全体に及ぶ。要素ごとに指定する必要はない。
Q7:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:要素宣言では、要素の名前(name)と要素の型(type)を指定する。
- B:要素の名前には、必ず英数字のみを使用しなければならない。
- C:要素の型には、文字列(string)と整数(integer)のみが指定できる。
- D:要素宣言では、使用する文字に制限が無い。
解答:A
解説 : 2.1 要素宣言 を参照
- A(○):適切な記述である。
- B(×):要素の名前には日本語なども使用できる。しかし、文字化けなどの不具合を避けるため半角アルファベット・数字が一般的に使用される。
- C(×):要素の型には、文字列や整数以外にも、日付型、真偽値型、複合型など様々な型を指定できる。
- D(×):?や!などの記号は使用できない。また、1文字目に数字は使用することができない。
Q8:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:複合型の定義では、子要素の出現順序を指定することはできない。
- B:複合型の要素は、必ずテキストコンテンツのみを持たなければならない。
- C:単純型は、要素の内容が文字列や数値、日付のような単純なデータの型を言う。
- D:単純型の要素は、必ず子要素を持たなければならない。
解答:C
解説 : 2.2 型宣言 を参照
- A(×):複合型の定義では、sequenceなどを用いて子要素の出現順序を指定することができる。
- B(×):複合型の要素は、子要素や属性を持つことができる。テキストコンテンツのみに限定されない。
- C(○):適切な記述である。
- D(×):単純型の要素は子要素を持たない。
Q9:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A: xmlns属性は名前空間を宣言するために使用する属性である。
- B: xmlns属性は必ず一つ一つの要素や型に指定しなくてはならない。
- C:targetNamespace属性は、XMLスキーマで定義する要素や型が含まれるべき名前空間を指定するために使用する。
- D:XMLスキーマでは、必ず1つの名前空間しか使用できない。
解答:C
解説 : 2.3 名前空間と接頭辞の指定 を参照
- A(×):接頭辞を宣言するため使用する属性である。
-
B(×):一つ一つ指定することもできるが、冗長となるため、通常はschemaタグで使用して接頭辞を指定し、以降はその接頭辞をつけることで識別可能とする。
- C(○):適切な記述である。
- D(×):XMLスキーマでは複数の名前空間を使用することができる。
Q10:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:importは、同じ名前空間で定義された要素等を利用する場合に使用する。
- B:importでは、再利用したい要素等が定義された名前空間のURIと、XMLスキーマファイルの物理的な位置を指定する。
- C:includeは、異なる名前空間で定義された要素等を利用する場合に使用する。
- D:includeでは、再利用したい要素等が定義された名前空間のURIを指定する必要がある。
解答:B
解説 : 2.4 XMLスキーマの再利用 を参照
- A(×):importは異なる名前空間で定義された要素等を利用する場合に使用する。
-
B(○):適切な記述である。importでは、namespace属性で名前空間のURIを、schemaLocation属性でXMLスキーマファイルの位置を指定する。
- C(×):includeは同じ名前空間で定義された要素等を利用する場合に使用する。
- D(×):includeでは、同じ名前空間の要素を使用するため、名前空間のURIを指定する必要はない。
Q11:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:型の拡張は、既にある単純型をベースに、新たな単純型を作成するときに使用する。
- B:型の拡張は、extensionというタグを使用して定義する。
- C:型の制限では、元となる型が許す範囲を広げる(制約を緩める)ことができる。
- D:型の拡張を行う場合、拡張される元の型に定義された要素は新しい型では使用できなくなる。
解答:B
解説 : 2.5 型の派生 を参照
- A(×):型の拡張は既にある複合型をベースに、新たな複合型を作成するときに使用する。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):型の制限では、元となる型が許す範囲を狭める(制約を強める)ことができる。
- D(×):型の拡張を行った場合、拡張される元の型に定義された要素も新しい型で使用できる。
Q12:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:属性は、要素への付加的な情報であり、attributeタグを使用して定義する。
- B:属性の型には、複合型を指定することができる。
- C:属性の省略可否は、required属性を使用して指定し、値には"true"または"false"を指定する。
- D:属性宣言で定義された属性は、実際のXMLデータの終了タグに記述する。
解答:A
解説 : 2.6 属性宣言 を参照
- A(○):適切な記述である。
- B(×):属性の型には単純型のみを指定できる。複合型は指定できない。
- C(×):属性の省略可否は、use属性を使用して指定し、値には"required"、"optional"のいずれかを指定する。
- D(×):属性宣言の結果は開始タグの中に記述される。
Q13:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:代替グループは、ある要素の代わりに、他の要素を使用することを禁止する仕組みである。
- B:代替グループは、substitutionGroup属性を使って定義済みの要素を指定する。
- C:代替グループが指定された要素は、指定された要素の親要素としてのみ出現できる。
- D:代替グループを使って要素を呼び出すときは、直接その要素名を記述する。
解答:B
解説 : 2.7 代替グループ を参照
- A(×):代替グループは、ある要素の代わりに他の要素を使用することを許可する仕組みである。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):代替グループが指定された要素は、指定された要素の代わりに出現できる。
- D(×):要素を呼び出すときは、ref=”○○”という形で呼び出す。
Q14:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:XMLスキーマは必ずHTMLファイルとして保存しなければならない。
- B:XMLスキーマの最初の要素は、必ず<xmlschema>タグでなければならない。
- C:XMLスキーマでは、schemaタグの直下にある要素、型及び属性の定義を「グローバル宣言」と呼ぶ。
- D:XMLスキーマでは、ローカル宣言された要素や型を他のXMLスキーマから参照することができる。
解答:C
解説 : 2.8 XMLスキーマの全体構成 を参照
- A(×):XMLスキーマはXMLファイルとして保存される。通常、拡張子は.xsdである。
- B(×):XMLスキーマの最初の要素は通常<xs:schema>タグである(xsは名前空間の接頭辞)。
- C(○):適切な記述である。
- D(×):ローカル宣言された要素や型は、他のXMLスキーマから参照することはできない。グローバル宣言された要素や型のみが参照可能。
Q15:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:3D都市モデルのデータモデルは、XMLスキーマとは連携せずに設計されている。
-
B:データモデルはXMLスキーマと1対1で対応付けしており、XMLスキーマに従って作成されたXMLデータは、結果としてデータモデルに従ったデータとなる。
- C:3D都市モデルのデータモデルは常にXMLデータを直接表現している。
- D:XMLスキーマは、データモデルとは無関係に、XMLデータの構造のみを定義している。
解答:B
解説 : 3.1 データモデルとの関係 を参照
- A(×):3D都市モデルのデータモデルはXMLスキーマと密接に関連している。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):データモデルはXMLデータの構造を直接表現しているわけではなく、XMLスキーマを介して間接的に表現している。
- D(×):XMLスキーマはデータモデルと密接に関連しており、データモデルを反映して定義されている。
Q16:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:3D都市モデルは、独自に開発されたXMLスキーマのみを使用している。
- B:3D都市モデルは、CityGMLとi-URで定義されたXMLスキーマのみを使用している。
- C:3D都市モデルは、CityGML、i-UR、GMLの3種類のXMLスキーマを使用している。
- D:3D都市モデルは、HTMLのスキーマを拡張して使用している。
解答:C
解説 : 3.2.1 3D 都市モデルで使用する XML スキーマ を参照
- A(×):3D都市モデルは独自開発のスキーマだけでなく、既存のスキーマを使用している。
- B(×):3D都市モデルはCityGMLとi-URに加え、GMLも使用している。
- C(○):適切な記述である。
- D(×):3D都市モデルはHTMLのスキーマではなく、XMLベースのスキーマを使用している。
Q17:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:GMLは、ウェブページの表示に特化したマークアップ言語である。
- B:GMLは、OGCが定めた地理空間データに特化したXMLである。
- C:GMLは、3D都市モデルのためだけに開発された言語である。
- D:GMLは、データモデルからXMLスキーマを作成するためのマッピングルールを持たない。
解答:B
解説 : 3.2.2 GML の概要 を参照
- A(×):GMLはウェブページの表示ではなく、地理空間データの記述に特化したXMLである。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):GMLは3D都市モデルに限らず、様々な地理空間データの記述に使用できる。
- D(×):GMLは、データモデルからXMLスキーマを作成するためのマッピングルールを持っている。
Q18:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:CityGMLのXMLスキーマは、1つの大きなファイルとして提供されている。
- B:CityGMLのXMLスキーマは、建築物や土地利用などの基本的な地物形状のみを定義している。
- C:CityGMLのXMLスキーマは、パッケージごとに作成され、それぞれに名前空間と接頭辞が付与されている。
- D:CityGMLのXMLスキーマは、GMLとは全く無関係に定義されている。
解答:C
解説 : 3.2.3 CityGML の
XML スキーマ を参照
- A(×):CityGMLのXMLスキーマはパッケージごとに分割されている。
- B(×):基本的な地物だけでなく、それらの属性なども定義している。
- C(○):適切な記述である。
- D(×):CityGMLのXMLスキーマはGMLを基盤として拡張されている。
Q19:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:i-URは、CityGMLとは全く無関係に開発された独立したXMLスキーマである。
- B:i-URは、CityGMLを拡張したADE(Application
Domain Extension)の一つである。
- C:3D都市モデルではi-URの全てのパッケージを使用する。
- D:3D都市モデルで使用するi-URのパッケージは合計で3つである。
解答:B
解説 : 3.2.4 i-UR の XML
スキーマ を参照
- A(×):i-URはCityGMLを拡張したものであり、無関係ではない。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):i-URは4つのパッケージから構成されているが、3D都市モデルではそのうち2つ(Urban
ObjectとUrban Function)のみを使用している。
- D(×): Urban ObjectとUrban Functionの2つのパッケージを使用している。
Q20:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:3D都市モデルのフォルダ構成は、CityGMLのXMLスキーマで厳密に規定されている。
- B:3D都市モデルのXMLデータは、全ての地物を1つのファイルにまとめて記述する。
- C:3D都市モデルのXMLデータでは、CityGML、i-UR、GMLの要素が混在して使用される。
- D:3D都市モデルのフォルダ構成は、都市ごとに完全に異なる構造を持つ。
解答:C
解説 : 3.3 3D都市モデルのXMLデータ を参照
- A(×):フォルダ構成はCityGMLのXMLスキーマではなく、3D都市モデル標準製品仕様書で定められている。
- B(×):3D都市モデルのXMLデータは、地物の種類やメッシュ単位で分割される。
- C(○):適切な記述である。
- D(×):「udx」フォルダとその直下のサブフォルダの基本的な構造は各都市共通である。ルートフォルダ名のみが都市ごとに異なる。
Q21:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
-
A:<<FeatureType>>クラスは、要素宣言と複合型宣言を行い、core:_CityObjectのsubstitutionGroupとする。
- B:<<FeatureType>>クラスは、要素宣言のみを行う。
- C:<<Type>>クラスは、常にcore:_CityObjectのsubstitutionGroupとなる。
- D:<<DataType>>クラスは、常にabstract属性をtrueに設定しなければならない。
解答:A
解説 : 4.2 クラス を参照
- A(○):適切な記述である。
- B(×):<<FeatureType>>クラスは複合型宣言を行う。要素宣言のみではない。
-
C(×):<<Type>>クラスはcore:_CityObjectではなく、gml:_GMLのsubstitutionGroupとなる。
- D(×):abstract属性はクラスが抽象クラスの場合にのみtrueに設定する。
Q22:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:クラスの属性は、常にXMLスキーマのattribute要素としてマッピングされる。
- B:クラスの属性は、そのクラスの複合型宣言の中で要素として宣言される。
- C:クラスの属性の型が他のクラスである場合、その属性はXMLスキーマ及びXMLデータでは表現できない。
- D:クラスの属性の多重度は、XMLスキーマでは表現できない。
解答:B
解説 : 4.3クラスの属性 を参照
-
A(×):クラスの属性は通常、XMLスキーマのelement要素としてマッピングされる。attribute要素として表現されるのは例外的なケースである。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):クラスの属性の型が他のクラスである場合でも、表現することができる。
-
D(×):クラスの属性の多重度は、XMLスキーマのminOccursとmaxOccurs属性を使用して表現することができる。例えば、[0..*]はminOccurs="0"
maxOccurs="unbounded"と表現できる。
Q23:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:関連役割は、常にXMLスキーマのattribute要素としてマッピングされる。
- B:関連役割は、クラスの複合型宣言の中で要素として宣言され、関連相手クラスを参照するためのPropertyTypeを型として指定する。
- C:関連役割は、XMLスキーマだけでは表現できない。
- D:関連役割の多重度は、XMLスキーマでは表現できない。
解答:B
解説 : 4.4関連役割 を参照
- A(×):関連役割は通常、element要素としてマッピングされる。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):関連役割はXMLスキーマで表現可能である。
- D(×):関連役割の多重度は、minOccursとmaxOccurs属性を使用してXMLスキーマで表現できる。
Q24:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:継承は、親要素と子要素の
complexType 宣言を1つの sequence 要素内にまとめることで表現する。
- B:継承は、子クラスの要素宣言でsubstitutionGroup属性を使用し、複合型宣言でextensionを用いて表現する。
- C:継承関係にあるクラスは、常に1つの複合型にまとめてマッピングする。
- D:継承関係にある子クラスは、親クラスの属性や関連を引き継ぐことができない。
解答:B
解説 : 4.5継承 を参照
- A(×):継承は、子クラスの要素宣言でsubstitutionGroup属性を使用し、複合型宣言でextensionを用いて表現する。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):継承関係にあるクラスは、通常別々の複合型として定義され、extensionで関係付けられる。
- D(×):子クラスは親クラスの属性や関連を引き継ぐことができる。これはextensionによって実現される。
Q25:次のA~Cのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:パッケージを使用するとき、使用する全てのパッケージは、1つの大きなXMLスキーマファイルにまとめてマッピングしなければならない。
- B:パッケージ間の関係は、XMLスキーマでは表現できない。
- C:パッケージには名前空間と接頭辞を設定し、パッケージ間の関係はimportやincludeを用いて表現する。
解答:C
解説 : 4.6パッケージ を参照
- A(×):パッケージは通常別々のXMLスキーマファイルにマッピングされる。
- B(×):パッケージ間の関係は、importやincludeを用いてXMLスキーマで表現できる。
- C(○):適切な記述である。
Q26:次のA~Dのうち、最も適切な記述はどれか。
- A:3D都市モデルのXMLスキーマは、完全に独自に開発されたものである。
- B:3D都市モデルではCityGMLやi-URで定義されたデータモデルから必要なクラスやクラス間の関係を抽出したプロファイルである。
- C:3D都市モデルのXMLスキーマは、CityGMLのみを使用しており、i-URやGMLは使用していない。
- D:3D都市モデルのXMLスキーマは、HTMLのスキーマを拡張したものである。
解答:B
解説 : 4.7 3D都市モデルのXMLスキーマ を参照
- A(×):3D都市モデルのXMLスキーマは独自開発ではなく、既存のXMLスキーマを使用している。
- B(○):適切な記述である。
- C(×):CityGMLだけでなく、i-URやGMLも使用している。
- D(×):HTMLのスキーマではなく、XMLベースのスキーマを使用している。