6.2 オープンデータの作成

3D都市モデルが様々な分野・用途に利用され、都市空間の情報基盤としてSociety5.0の実現に資するためにも、整備した3D都市モデルをオープンデータとすることが重要となる。しかしながら、個人情報保護の観点等からオープンデータとして適切ではない情報項目が含まれている場合には、3D都市モデルからオープンデータにしない情報を除去、あるいはオープンデータとなるように加工したものを作成する。

ただし、オープンデータには、3D都市モデルに含まれるすべての地物型とその空間属性のデータを含むこととする。また、空間属性以外の地物属性(建物用途、建物階数、構造種別、土地利用の土地利用区分等)については、可能な限りオープンデータとする。

  • 【手順】

  • 手順1.オープンデータにできない地物属性・地物関連を整理する。

  • 手順2.オープンデータ化できる方策を検討する。

    • 詳細な数値・区分のオープンデータ化が難しい場合には、数値を丸める、粗い区分にまとめるといった方策が考えられる。

  • 手順3.オープンデータに加工する。