C.12 bldg:BuildingサンプルXML

bldg:Buildingのサンプルデータを以下に示す。ルートタグは、core:CityModelとなる。

gml:Envelopeを使用して空間参照系の指定、次元数の指定及び3D都市モデルの空間範囲(このファイルに含まれる都市オブジェクトを包含する最小の矩形)を指定する。空間参照系は、gml:EnvelopeのsrsName属性を使用して記述する(srsName=”http://www.opengis.net/def/crs/EPSG/0/6697 ”)。また、次元数は、srsDimension属性を使用して記述する(srsDimension=”3”)。空間範囲は、gml:lowerCorner及びgml:upperCornerにより指定する。

bldg:Buildingは、core:CityModelの子要素として出現する。このとき、必ずcore:cityObjectMemberタグにより囲まれる。
bldg:Buildingタグの直下には、bldg:Buildingに定義された属性及び関連役割が出現する。このとき、出現順序は上位の型から継承したものから順に出現する。まず、gml:_Featureから継承した属性(例:gml:name)が出現する。次に、core:_CityObjectから継承するタグが出現する。さらに、bldg:_AbstractBuildingから継承するタグ(例:bldg:usage)が出現する。最後にi-URで定義されたタグ(例:uro:buildingIDAttribute、uro:buildingDisasterRiskAttribute)が出現する。

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