J.3.1 幾何オブジェクトの作成

災害リスクモデルの作成は、災害リスク（浸水）モデルと災害リスク（土砂災害）モデルで原典資料が異なる。
それぞれの原典資料を下表に示す。

表J-4 — 災害リスク（浸水）モデルの原典資料一覧

	水平位置	高さ
LOD1	原典資料の整備主体（河川管理者、市町村）が保有する洪水浸水想定区域等のオリジナルデータ	以下のいずれかのデータを使用する。原典資料の整備主体が保有する洪水浸水想定区域等のオリジナルデータ（地盤高・浸水深）原典資料の整備主体が保有する洪水浸水想定区域等のオリジナルデータ（浸水深）及び地形モデル（LOD1）
注記 J.3.1の注記オリジナルデータの⼊⼿にあたっては、「洪⽔浸⽔想定区域図作成マニュアル」や「浸⽔想定区域図データ電⼦化ガイドライン」のように、国によりデータの作成⽅法や電⼦化する場合のデータ仕様が定められているため、それらのマニュアルやガイドラインに基づいて作成されたデータを⼊⼿する。データの入手先等の詳細は、「3D都市モデルを活用した災害リスク情報の可視化マニュアル」を参照すること。データが入手できない場合は3D都市モデルの整備主体と協議し決定する。

水平位置

高さ

LOD1

原典資料の整備主体（河川管理者、市町村）が保有する洪水浸水想定区域等のオリジナルデータ

以下のいずれかのデータを使用する。

表J-5 — 災害リスク（土砂災害）モデルの原典資料一覧

	水平位置	高さ
LOD1	以下のいずれかのデータを使用する。国土数値情報（土砂災害警戒区域データ）都道府県が保有する土砂災害警戒区域データ	―
注記 J.3.1の注記災害リスク（土砂災害）モデルの作成には、国土数値情報（土砂災害警戒区域データ）を利用できる。また、国土数値情報の作成元となる各都道府県においてGISデータを整備している場合があり、これを利用することもできる。

水平位置

高さ

LOD1

以下のいずれかのデータを使用する。

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