M.2.3.3 LOD2

トンネルモデル(LOD2)では、トンネルの形状を立体として記述する。このとき、トンネルオブジェクトはトンネルモデル(LOD2)の定義に従ったものでなければならない。

M-10 — 要件M-7: トンネルのLOD2形状定義

ID

/req/tun/7

主題

妥当なトンネルデータセットの要件

分類

要件分類M-1: 妥当なトンネルオブジェクト

条文

トンネルのLOD2の形状は、トンネルモデル(LOD2)の定義に従う。

M-11 — トンネルモデル(LOD2)の取得例

LOD2

取得例

説明

トンネルの外形を立体として表現し、立体の各境界面を、屋根や外壁に区分する。トンネルの外形には坑口を含む。

地下横断歩道の外形を立体として取得し、立体の各境界面を、屋根や外壁に区分する。
地下横断歩道の出入口に設けられた建屋は、都市設備(CityFurniture)として取得する。

トンネルモデル(LOD2)では、トンネルの形状となる立体の各境界面を、屋根面(tun:RoofSurface)、外壁面(tun:WallSurface)及び底面(tun:GroundSurface)に区分する。このとき、上向きとなる面は屋根面、下向きとなる面は底面、残りは外壁面とすることが基本となる。

ただし、トンネルの断面形状によって明確に区分できない場合は、外壁面(tun:WallSurface)として取得する。

M-3 — 境界面の区分
M-12 — 要件M-8: トンネルモデルのLOD2境界面区分条件

ID

/req/tun/8

主題

妥当なトンネルデータセットの要件

分類

要件分類M-1: 妥当なトンネルオブジェクト

条文

トンネルモデル(LOD2)におけるトンネルの立体を構成する各境界面の区分が難しい場合は、tun:WallSurfaceに区分する。

なお、トンネルモデル(LOD2)の坑口、行政界等で区切る場合の境界面及びtun:TunnelPartを使用する場合の隣接するtun:TunnelPartと接する境界面は、tun:WallSurfaceに区分する。