N.3.1.2.2.3 水制・床止め

  1. DMデータ又は平面図から、一体となって設置された構造物全体の形状を包含するポリゴンを作成する。この時作成されたポリゴンは矩形又は矩形の集まりとなる。

  2. 断面図、構造図等の構造物の高さがわかる図面から水面(地面)の高さと構造物の最高高さを取得し、一律の高さを与えて押し出した立体を作成する。水面の高さは水涯線の頂点のうち最も低い高さとする。
    このときの水涯線は、水涯線の各頂点に地形モデルとの交点の高さを与えた高さ付きの水涯線とする。ただし、海面の場合は東京湾平均海面の高さ0mとする。
    その他の構造物モデル(LOD1)は航空測量から作成することを想定しているため、水中や地中部分は作成しない、下図のように作成する。

    N-5 — 水制の断面イメージ
N-6 — その他の構造物モデル(水制・床止め)(LOD1)のイメージ

その他の構造物モデル(LOD1)の作成例を以下に示す。

N-7 — その他の構造物モデル(堰)(LOD1)の作成イメージ
N-8 — その他の構造物モデル(樋門)(LOD1)の作成イメージ
N-9 — その他の構造物モデル(堤防)(LOD1)の作成イメージ