P.6.2.3 地下埋設物(管路)モデルの主題図形
地下埋設物の管理において、占用事業者の間では土被りが重要視されている。一方、道路工事により地表の高さが変化する場合がある。その為、土被りだけの情報だけでは正確な地下埋設物の位置が管理することが困難である。よって、地下埋設物モデルでは、地表の高さや土被りの高さをもった3次元の管路の中心線をもたせられるようにしている。中心線をもたせる場合、以下の作成手順となる。
管路の中心線を取得する
地下埋設物(管路)モデル(LOD1)の正射影から2Dの中心線を取得する。中心線の各頂点に管路中心の高さ、管路直上の地表の高さ、土被り(管路の外径の上面から地表までの高さ)のいずれかを与える。なお、複数の高さを別々の中心線として作成する場合は、同一区間の中心線の頂点の2次元位置は一致させる。複数の中心線を作成した場合のイメージを図に示す。