W.5.1 異なる標準製品仕様書の版への準拠を許容する条件

データ製品に含まれる地物型ごとに異なる標準製品仕様書の版を採用する場合は、以下の二つの条件を満たさなければならない。

  1. データ更新の対象となる地物型は、最新の版に準拠しなければならない。

  2. データ更新の対象とならない地物型は、標準製品仕様書第4.1版以降の版に準拠しなければならない。

  • 地物型を追加する場合

    • 既に建築物や土地利用等のモデルが整備されている都市において、別のモデル(例:都市設備モデル)を追加するとする。この場合、追加する都市設備モデルは最新の版に準拠して整備しなければならない。一方、既存の建築物や土地利用等のモデルが標準製品仕様書第4.1版以降の版に準拠している場合は、既存の建築物や土地利用等のモデルは更新しなくてもよい

  • 地物を追加する場合

    • 一部エリアのみ整備されている地物の整備範囲の拡大:都市計画区域のみ建築物モデル(LOD1)が整備されていたが、都市計画区域外も建築物モデル(LOD1)を整備するとする。この場合、既に存在する建築物モデル及び追加した建築物モデルの両方が、最新の版に準拠して整備しなければならない。一方、地物の追加を行わないその他のモデルが標準製品仕様書第4.1版以降の版に準拠している場合は、その他のモデルは更新しなくてもよい。

    • 既に整備されている地物を削除し、削除した地物の時点よりも新しい時点の地物を新たに作る場合:建築物モデル(LOD1)が整備されていたが、より新しい原典資料を使用して、建築物モデル(LOD1)を整備しなおすとする。この場合、建築物モデルは、最新の版に準拠して整備しなければならない。一方、地物の追加を行わないその他のモデルが標準製品仕様書第4.1版以降の版に準拠している場合は、その他のモデルは更新しなくてもよい。

  • 空間属性を追加する場合

    • 建築物モデル(LOD1)が整備されている都市において、建築物モデル(LOD2)を追加するとする。この場合、建築物モデルは最新の版に準拠して整備しなければならない。一方、空間属性の追加を行わないその他のモデルが標準製品仕様書第4.1版以降の版に準拠している場合は、その他のモデルは更新しなくてもよい。

  • 主題属性を追加する場合

    • 建築物モデルが整備されている都市において、主題属性の拡充や更新を行うとする。この場合、建築物モデルは最新の版に準拠して整備しなければならない。一方、主題属性の追加を行わないその他のモデルが標準製品仕様書第4.1版以降の版に準拠している場合は、その他のモデルは更新しなくてもよい。

なお、これは、データ更新の対象とならない地物型のバージョンアップを妨げるものではない。一部更新時に、データ更新の対象ではない地物型を、最新の版に準拠してバージョンアップしてもよい。