1.1 本書の目的
本書は、「3D都市モデル標準製品仕様書」(以下、「標準製品仕様書」と呼ぶ)を参照し、各都市における3D都市モデルの製品仕様書(以下、「拡張製品仕様書」と呼ぶ)を作成する手順と、作成した拡張製品仕様書に準拠したデータ製品(3D都市モデル)を作成する場合の標準的な作業手順や、データ製品が国際標準(CityGML)に適合するための要件を示す。これにより整備された3D都市モデルが国際標準に適合したものとなり、一定の品質が確保されたものとなることを目的とする。
新規測量の実施や測量成果の利用、各種都市活動データの取得にあたっては、国土交通省都市局が作成した「3D都市モデル整備のための測量マニュアル」を参考とすることができる。 また、測量法、個人情報保護法、著作権法及び作業規程の準則、その他関係する法令・規則・マニュアルを確認・遵守すること。