国土審議会第3回近畿圏整備部会議事概要
1 日時
平成21年4月2日(木)午後2時から午後3時30分まで
2 場所
大阪合同庁舎第1号館第1別館2階大会議室
3 出席委員
津村部会長、林部会長代理、青山委員、岡田委員、槇村委員、水越委員、森委員
4 議事(概要)
(1)開会
(2)部会長選出等について
津村委員が部会長、林委員が部会長代理に選出
(3)議題
[1]近畿圏の近郊緑地保全区域等の変更について(議案)
事務局から資料3-2を中心に説明し、質疑応答後、原案に異議ない旨を国土審議会に報告することを部会として決定。
[2]近畿圏の広域地方計画の策定状況について(報告)
近畿圏広域地方計画推進室長から資料4-1を中心に説明し、意見交換
5 主な発言等
(1)近畿圏の近郊緑地保全区域等の変更について
○区域について、もう少し一連の区域として追加指定できなかったのか。
○今後、引き続き区域拡大の予定はあるのか。
○近畿圏の緑地保全について近郊緑地保全制度を活用して進めていくのは、非常に良いことである。
○今後の国土形成の中で、緑地を残していくに当たっては、地元との調整というのが大きなポイントとなってくる。
(2)近畿圏広域地方計画の策定状況について
○平成20年7月4日に閣議決定された国土形成計画全国計画について、その後の金融危機を受けて、見直す必要性があるのではないか。
○戦略目標とプロジェクトに対応関係があるのか、戦略目標はプロジェクトで全部カバーできるのか。
○計画の実効可能性を考えたときに地域の住民をどのようにして巻き込んでいくかということが非常に重要である。もっと住民に対して、計画のPR、周知徹底を行う必要があると考える。
○10年後を目指した長期的な計画であることは理解しているが、11のプロジェクトを早期に実行に移す必要がある。特に、「広域物流ネットワークプロジェクト」におけるミッシングリンク解消、「知の拠点プロジェクト」において、神戸医療産業都市構想、アジアのメディカルセンターの設置等を追加経済対策の中で進めてもらいたい。
○戦略目標が融合的に一つのプロジェクトに入っていることは好ましい。
○例えば、「関西の魅力巡りプロジェクト」において、環境の意識を入れたツーリズムを考えるなど、この計画に活かされている共生の意識を大事にしてほしい。