第21回国土審議会離島振興対策分科会議事要旨

第21回国土審議会離島振興対策分科会議事要旨

1.日時
  令和5年2月22日(水)12:15~13:15
 
2.場所
  国土交通省11階特別会議室(web会議併用)
 
3.出席委員
  梶山弘志委員、小田切徳美委員、石原宏高特別委員、空本誠喜特別委員、谷川弥一特別委員、細田健一特別委員、仁比聡平特別委員、山本順三特別委員、山本博司特別委員、山下奉也特別委員、山下東子特別委員
 
   (web出席)
  濵地雅一特別委員、小林嘉文特別委員、渡辺竜五特別委員、矢ケ崎紀子特別委員
 
4.議事要旨
【分科会長の選出】
○ 分科会に属する委員及び特別委員の選挙により、梶山弘志委員が分科会長に選出された。また、分科会長より、小田切徳美委員が分科会長代理に指名された。
 
【離島振興基本方針(案)について】
○ 事務局より「離島振興基本方針(案)」の説明の後、審議を行った。
 
○ 案文への修正意見はなかったが、小規模離島における超高速ブロードバンド基盤の整備促進について、予算上の配慮を求める旨の発言があった。
 
○ 国土審議会長への同意手続は分科会長に一任された。
 
【「令和3年度に離島の振興に関して講じた施策」の報告について】
○ 事務局より「令和3年度に離島の振興に関して講じた施策」について、厚生労働省より「離島地域における介護サービス提供体制の確保」について説明の後、離島振興全般についてご議論をいただいた。
 
○ 議論では、主に以下のような意見が委員より出された。
・ 介護サービスの現状把握に当たっては、離島全体で一括りにするのではなく、人口規模ごとに分けて調査しなければ、小規模な離島における現状が分からないのではないか。
・ 離島内で介護サービスを十分に受けられるようにするには、抜本的な介護報酬の引き上げが必要。
・ 海洋ゴミの回収・処分に対する支援を強化する必要。
・ 小規模離島の支援や、遠隔医療の推進は重要。
・ 今回の改正離島振興法で追加した内容について、どのように施策として反映していくのかということを、関係省庁が連携し、検討することが必要。
・ 国による支援と都道府県による支援は車の両輪。都道府県が、努力義務が新設された法改正を受けて、離島に対する支援をさらに充実させるように、国としても尽力していただきたい。
・ 廃校となった学校の校舎を寄宿舎として活用した離島留学生の受入れを行っているが、島の環境によって不登校が改善されるといった効果が見られている。
・ 国境離島地域とそうでない離島地域への支援水準の格差是正をお願いしたい。
 
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
 

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