1.日時
令和6年6月14日(金)16:00~17:30
2.場所
国土交通省(分館)12階国際会議室(web会議併用)
3.出席委員
(会場)
梶山弘志分科会長、小田切徳美分科会長代理、逢坂誠二特別委員、空本誠喜特別委員、
中野洋昌特別委員、青木一彦特別委員、仁比聡平特別委員、山本順三特別委員、
山本博司特別委員、上村俊之特別委員、山下奉也特別委員
(web)
平口洋特別委員、宮路拓馬特別委員、渡辺竜五特別委員、山下東子特別委員
4.議事要旨
〇 小田切離島指定検討部会長より、離島指定検討部会における検討結果の報告を行った。
〇 事務局より、「離島振興対策実施地域の指定解除基準(案)」、「離島指定検討部会における検討事項(案)」の説明を行った。
〇 離島指定検討部会における検討結果を了承し、人口要件を下回った離島地域の指定解除を停止するとともに、
離島振興対策実施地域の指定解除基準を決定し、離島指定検討部会に対して検討事項を付託した。
〇 事務局より、「令和5年度に離島の振興に関して講じた施策」の報告を行った。
〇 離島振興全般について、主に以下のような意見・指摘がなされた。
・ 有人国境離島法のもとで行われている航路航空路の運賃割引制度について、対象を
運送事業者や旅行者などの島民以外にも拡大すべきではないか。
・ 関係人口、交流人口にしっかり対応していくためには住まいの確保に資する空き家対策が重要であるので、
離島広域活性化事業など の予算確保が重要である。
・ 能登半島地震で活躍したドローンなどの先端テクノロジーを、スマートアインランドの取組などにより
条件不利地域の離島でしっかりと対応していくことが重要である。
・ 古民家や空き家の活用を行う民間団体への支援をお願いしたい。
・ 港湾整備にあたり、財政力指数の低い自治体では整備に長期間を要するため、管理を含めた課題について認識していただき、
課題解決に向けた検討をお願いしたい。
・ 離島の自立的発展のためには産業の育成が必要である。
・ 災害時における避難ルート、避難計画の充実など、面的な対策が必要ではないか。
・ 水産業の振興について、人口減少や高齢化等に伴い、漁業協同組合の存続が危ぶまれている離島が出てきているので、
組合員数の確保ができる体制がとれないか。
・ 離島の医療の実情をどのように補い、島民の命を守っていくのか時間を置かず議論を深めてほしい。
・ ゴミ焼却場の改修、水道の老朽化対応、医療機関の経営など、離島では一部事務組合による共同化が難しく、
単独で対応せざるを得ないため、非常に不安である。離島の特性や人口規模を考慮した議論及び支援をお願いしたい。
・ 中間支援組織の立ち上げや離島留学の維持について支援をお願いしたい。
・ 移住、定住に関する取組について、情報発信などの工夫により更に促進してほしい。
・ 空き家は上手に活用すれば地域経済の活性化にもつながるが、放置されれば重荷にしかならず重要な課題であり、
問題意識を更に深めてほしい。
・ スマートアイランドの実証例を増やしてほしい。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)