国土審議会離島振興対策分科会第12回離島指定検討部会:議事要旨
1.日時
令和7年1月10日(金)10:00~11:00
2.会議形式
WEB会議
3.出席委員
小田切徳美部会長、山下東子部会長代理、図司直也特別委員、矢ケ崎紀子特別委員、鳥居享司専門委員、矢岡俊樹専門委員
4.議事要旨
○国土審議会離島振興対策分科会運営規則第4条に基づき、委員の方々に忌憚のない議論をいただくため、会議の議事そのものは非公開とし、議事要旨の公表をもって議事の公開とすることとされた。
○議事(1)離島振興対策分科会からの付託事項の検討の進め方について、事務局から資料説明後、議論が行われた。
その要旨は以下のとおり。
・提案のあった検討の進め方について異論はない。
・出島トレイルは観光面で期待できるプロジェクトであり、しっかりと情報収集してほしい。
・漁業が盛んな島とのことであるが、橋が架かることでどう産業振興に結びつくのか見ていく必要がある。
・島は密猟者の通報などの監視機能を担っていた面があるので、このような多面的機能も確認した方がよい。
・架橋によりアクセスが良くなることで島にプラスに働くが、外部からいろいろな人が入ってくることに対しての仕組みをどのように作っていくのか見ていかなければならない。
・震災を機に他出者が多く出ているので、現地調査では他出者の動きを当事者から聞いてほしい。
・指定解除の時期について、離島振興法上の残事業の有無を含めて検討していきたい。
・人口69人のうち実態として生活拠点が本土にある住民、人口に含まれないが定常的に来島している住民を把握してほしい。
・水産業における収穫物や資材の運搬について、架橋による変化を把握してほしい。
・島内における飲食店や宿泊施設の立地について把握してほしい。また、島内での交通手段についても把握してほしい。
・今まで定期航路を利用していた人がそのまま橋を利用するようになったのか、利用者の実態を把握してほしい。
・架橋によって島の条件不利性がどのように解消されたのか、特にコスト構造の変化を把握してほしい。
・架橋による関係人口の変化を把握してほしい。
・高速ブロードバンド整備の今後の展望について把握してほしい。
・ 皆様にいただいたご意見をふまえて、事務局においては宮城県・女川町への事前資料作成依頼や現地調査の受け入れ調整など、今後の準備を進めていただくようにお願いしたい。
・ 次回の離島指定検討部会は現地調査の結果をふまえて、どのように調査報告をとりまとめるのかという審議を予定したい。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)