1.日時
令和7年12月5日(金)11:30~12:30
2.場所
国土交通省(分館)12階国際会議室(web会議併用)
3.出席委員
(会場)
小田切徳美分科会長代理、神谷裕特別委員、武部新特別委員、橘慶一郎特別委員、
西田昭二特別委員、山田勝彦特別委員、朝日健太郎特別委員、窪田哲也特別委員、
古賀友一郎特別委員、山田吉彦特別委員、上村俊之特別委員、山下奉也特別委員、
矢ケ崎紀子特別委員
(web)
空本誠喜特別委員、渡辺竜五特別委員、山下東子特別委員
4.議事要旨
○ 小田切離島指定検討部会長より、宮城県女川町出島の離島振興対策実施地域の指定解除について、
「牡鹿諸島の出島について、出島大橋の開通により、本土との間に常時陸上交通が確保されたほか、
令和8年4月1日時点において、離島振興計画に位置づけられている離島振興事業のうち、指定解
除を猶予すべき公共事業は残っていないことを確認した。よって、離島振興対策実施地域の指定解
除基準に基づく、「配慮すべき特別な事情はない」と認められることから、指定解除することが適当」
である旨、離島指定検討部会における検討結果として報告を行った。
○ 宮城県女川町出島の離島振興対策実施地域の指定解除については、当分科会の議決とし、
今後、国土審議会の会長に、当該議決を国土審議会の議決とするよう同意を求める。
○ 事務局より、令和6年度に離島の振興に関して講じた施策について報告を行った。
○ 離島振興全般について、主に以下のような意見・指摘がなされた。
・ 離島のガソリン価格について本土との格差が埋められていない。来年4月1日の単価改定時には適切な改定を求める。
・ 能登半島地震では舳倉島で津波による漁港被害が大きかった。復旧・復興に当たって課題は多いが、総括的に国の
指導・支援をお願いしたい。
・ 国境離島の港湾整備の工事の入札に当たり、不調や不落があり、整備が進んでいない実情がある。
・ 大分県佐賀関の大規模火災は、家が密集していて空き家が多いという点で、離島に通じる課題があると思われる。
今回の火災を教訓に、引き続き、離島の防災にとりくんでいただきたい。
・ 離島航路について船員不足が課題となっている。船員や輸送体制の確保をしてほしい。
・ 離島留学の好事例を他の離島留学を受け入れている高校に紹介すべきである。
・ 離島の防災・減災対策として、発災時の初動、BCPは離島にどの程度定着しているのか。
・ 本土の子どもたちと比べた離島の子どもたちの体験格差を支援をしてほしい。
・ 人口減少社会における離島のライフラインの維持は困難。抜本的な支援をしてほしい。
・ 離島の物価高対策について、構造的な問題等を検証して、好事例を横展開してほしい。
・ ゴミ処理施設の補助要件は厳しいのではないか。離島の実情を踏まえた補助要件としてほしい。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)