国土交通省独立行政法人評価委員会(第16回)議事要旨
1.日 時:平成25年8月28日(水)14:00~16:00
2.場 所:中央合同庁舎3号館11階特別会議室
3.出席者:
別紙のとおり4.議 題:
(1)国土交通省所管独立行政法人の平成24年度業務実績評価について
(2)中期目標期間における業務の実績に関する評価について
(3)中期目標期間終了時の独立行政法人の組織及び業務の検討について
(4)その他
5.議事要旨
(1)国土交通省所管独立行政法人の平成24年度業務実績評価について
全法人の平成24年度業務実績評価結果について、事務局より報告した。
(2)中期目標期間における業務の実績に関する評価について
昨年度に中期目標期間が終了した5法人(鉄道建設・運輸施設整備支援機構、国際観光振興機構、水資源機構、空港周辺整備機構及び日本高速道路保有・債務返済機構)について、中期目標期間に係る業務の実績に関する評価の審議を行ったところ、分科会より報告された評価案のとおり、評価が決定された。
(3)中期目標期間終了時の独立行政法人の組織及び業務の検討について
今年度見直し対象である2法人(都市再生機構及び奄美群島振興開発基金)について、事務局より「見直し素案」の概要を説明した。委員の意見を踏まえて、国土交通省は、今後の検討を行うこととされた。主な意見は、次のとおり。
・ 都市再生機構について、東日本大震災からの復興に係る事業における執行管理の徹底、復興事業の迅速かつ着実な施行に当たっては、ハード整備の目標達成に注力するあまり、そこに住む方々の暮らしなどソフト面との関係が切り離されることのないように工夫していただきたい。
・ 奄美基金について、政策的な目的があるにせよ、繰越欠損金が発生してもこれだけ地域経済に効果があったということをきちんと出していく必要があるのではないか。民間と比べて、この法人でなければなし得ないということを強調した方がよいのではないか。
・ 奄美基金について、18人の組織を維持するためのコストと、実際に基金が貢献しているベネフィットを比較衡量したときに、これからも組織を維持していくべきものなのか、例えば保証業務であれば、他の公的な保証業務の実施主体との整理ということも考えられるのではないか。
【問い合わせ先】
政策統括官(政策評価担当)付政策評価官室 杉山・佐藤
電話:03-5253-8111(内線53-402・53-413)