運輸審議会 スカイマーク(株)及びPeach・Aviation(株)からの混雑空港運航許可申請に係る審議(第1回)

スカイマーク株式会社からの混雑空港(成田国際空港)運航許可申請及びPeach・Aviation株式会社からの混雑空港(関西国際空港)運航許可申請に係る審議(第1回)

スカイマーク株式会社からの混雑空港(成田国際空港)運航許可申請及びPeach・Aviation株式会社からの混雑空港(関西国際空港)運航許可申請に係る審議(第1回)


1.日時:平成23年9月20日(火) 10時30分~11時45分

2.場所:国土交通省 2号館14階 運輸審議会審議室

3.出席者
<委 員>
 大屋則之(会長)、上野文雄(会長代理)、保田眞紀子、島村勝巳、松田英三
 
<国土交通省>
 航  空  局:篠原航空事業課長ほか  
 事案処理職員:杉山運輸審議会審理室調査官

4.議事概要

○ 航空局がスカイマーク株式会社からの混雑空港(成田国際空港)運航許可申請及びPeach・Aviation株式会社からの混雑空港(関西国際空港)運航許可申請の概要等について説明した。
 
〔スカイマーク株式会社からの申請について〕
○ 運輸審議会委員からは、 [1]運航時間帯は申請者の希望通りになっているのか、 [2]申請者の安全運航確保のための体制・取組み、 [3]成田国際空港の更なる活用の促進等についての指摘があった。
  これに対し、航空局からは、 [1]運航時間帯は概ね申請者の希望通りになっている、 [2]申請者の安全運航確保のための体制・取組みについては、次回審議時に報告する、 [3]今年の冬ダイヤから発着枠は年間22万回から 23.5万回に増加している等の回答を得た。

〔Peach・Aviation株式会社からの申請について〕
○ 運輸審議会委員からは、 [1]運航時間帯は申請者の希望通りになっているのか、 [2]申請者の関西国際空港の需要見通し、 [3]サービス内容の利用者への周知・情報提供、 [4]申請者の安全運航確保のための体制・取組みについて、事業許可時の安全性に係る審査内容、 [5]関西国際空港の更なる活用の促進等についての指摘及び我が国でのLCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)の展開を期待する旨の発言があった。
  これに対し、航空局からは、 [1]運航時間帯は概ね申請者の希望通りになっている、 [2]申請者は関西空港の後背地である近畿圏の需要を低運賃で掘り起こせば十分採算は取れると考えている、 [3]サービス内容の利用者への周知・情報提供については、申請者に確認し次回審議時に報告する、 [4]事業許可時の安全性に係る審査内容については、次回審議時に報告する、  [5]24時間空港である関西国際空港は機材回転率の向上を図るLCCに向いており、LCCの活用が見込まれる等の回答を得た。



(注) 事案処理職員とは、運輸審議会一般規則第7条の2の規定に基づき、運輸審議会の指名を受け、指定された事案を処理する国土交通省職員のことである。        

ページの先頭に戻る