議事概要

ジェットスター・ジャパン株式会社からの混雑空港(成田国際空港、関西国際空港)運航許可申請に係る審議(第1回)

1.日 時 : 平成24年5月15日(火) 10時35分~11時50分

2.場 所 : 国土交通省 2号館14階 運輸審議会審議室

3.出席者
 <委 員>
  大屋則之(会長)、上野文雄(会長代理)、廻洋子、保田眞紀子、島村勝巳、松田英三

 <国土交通省>
  航空局:久保田航空事業課長ほか
   事案処理職員:杉山運輸審議会審理室調査官

4.議事概要
 ○ 航空局がジェットスター・ジャパン株式会社からの混雑空港(成田国際空港、関西国際空港)運航許可申請の概要等について説明した。

 ○ 運輸審議会委員からは、[1]日本航空の今後の事業展開及び日本航空とジェットスター・ジャパンとの切り分け、[2]LCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)の利用者(フルサービスキャリアと同一マーケットなのか)、[3]増資の実施時期、[4]業務執行体制、[5]成田国際空港における発着時間帯の調整方法、[6]早朝(6時台)の便の利用者のアクセス等についての質問があった。
  これに対し、航空局からは、[1]国内線は基本的に収益性改善を図った現在の体制を維持し、国際線においては世界経済の成長を積極的に取り込んだ採算性を重視したネットワーク展開を図ろうとしている。国内線とアジア便において、ビジネス客主体の路線は日本航空、観光客主体の路線はジェットスター・ジャパンという切り分けを考えているようである、[2]3月から運航しているピーチ・アビエーションの利用状況を見ると、現時点では、他の航空会社の利用者がシフトしたというより、新しい需要を掘り起こしたのではないかと思われる、[3]確認して次回説明時に回答する、[4]常勤の取締役は社長一人で他の6名の取締役は非常勤であるが、常勤の執行役員が業務執行を行う、[5]ヒストリカル(既に就航している事業者の優先権)があるので、空いている時間帯に入るしかない、[6]事業者において検討中と聞いている等の回答を得た。


 (注) 事案処理職員とは、運輸審議会一般規則第7条の2の規定に基づき、運輸審議会の指名を受け、指定された事案を処理する国土交通省職員のことである。                             

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