国土交通省
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○「建設市場の構造変化に対応した今後の建設業の目指すべき方向について」
〜技術と経営に優れた企業が伸びられる透明で競争性の高い市場環境の整備〜
(平成10年2月4日中央建設業審議会建議)(抄)

建設業の構造改革の推進
 [3]不良不適格業者の排除
  [5]元請下請取引の適正化
 2.元請下請取引適正化のための対応策 
 
 (3)施工体制台帳の活用
   適切な施工体制を確保する観点から、特定建設業者は、工事現場ごとに、1次下請だけでなく2次下請以下も含む施工体制台帳を作成しなければならないこととされている。施工体制台帳には、下請契約の内容も含まれているが、下請代金については1次下請のものだけが明らかとなる仕組みとなっている。下請代金の設定をより合理的にすることを促す観点から、公共工事の発注者が施工体制台帳の提出を求めることや、2次下請以下の下請代金についても、施工体制台帳において明らかにすることを検討する必要がある。
 
 
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