今日の閣議では当省に関係するものはありませんでした。閣議案件以外ですけれども、私が大臣として国土交通行政の先頭に立っていくに当たり、重要課題について、有識者の方々から、御意見、御助言を直接伺って、私の政策判断に活かしていくために、今般、国土交通アドバイザーを委嘱させて頂きました。第１回会合は、明後日１１月２７日に開催することと致しました。今回アドバイス頂くテーマは、今後の道路整備のあり方です。アドバイザーの名簿等々詳細については、後程資料を配付致します。

（問）週末発表の地価動向報告で上昇地点が全く無くなって、かなり地価の下落傾向が鮮明になっているのですが、ご感想がありましたらお願いします。
（答）経済動向を反映しているので、まさに都会だけでなく地方都市でも同じような現象が見られるということ、全体の経済動向を反映している動きが出て来たのだろうなと思います。

（問）元厚生事務次官の襲撃事件ですが、一応自分がやったという男が警視庁に出頭していますが、何か感想がありましたらお願いします。
（答）今回の個別の件は私は分かりませんけれども、事実関係がまだ報道の途中で報道以上のことは分かりませんけれども、とんでもない事件です。ましてやペットが殺されたというのが報道されていますが、ペットが殺されて元官僚のトップが狙われるというのはどうも結びつかない話なので、こういう襲撃というのは本当に許されない事件だと思います。

（問）今週に中期計画の骨子が固まるかと思いますが、道路整備に対するお考えを改めてお願いします。
（答）地域であるが故に、都会との格差というのは早く是正をしていきたいと思いますので、これまで議論してきた必要な道路というのは着実に事業化されるようにしていきたいと思います。ただ、一方で都会でも開かずの踏切というのがまだまだ解決していない。町村が合併したが、その結果として学校が統廃合され、その子供達の通学路、統廃合されてスクールバスで通うための道路もやはり早く整備をしていきたい。それから問題になっています病院への道という意味で、これは地方の格差という言葉を使いましたが、こういう地方における道路への需要というのは非常に強いものがあります。そういう意味で着実にそれが実施出来る枠組みは作っていきたいと思います。