(問)昨日も茨城県知事が直轄事業負担金の支払いの保留を表明されましたが、与党でも先週末に基本的な方針がまとまったと思いますが、大臣のお考えを改めてお伺いします。
(答)事務所の関係の支払いについては、既に各担当部署にきちんと対応するということを求めてきたので、私は当然茨城県と接触して頂いているんだと思ってますけど、去年から不払いがあったということもあるものですから、今、会計課に調べてもらってます。香川県で出ましたような問題、つまり人件費、退職金まで払うことに対して色々ご意見が出ておりますので、明日知事会の集まりがありますけど、ここでも当然議題になってくると思いますし、検討する対象事項に入れていきたいと思っています。
(問)北朝鮮のミサイル発射について改めて見解をお願いします。
(答)何と言いましても、安保理決議違反であることは明らかでありますので、既に予備会が開かれているようでありますけれども、我が国としては強い姿勢で安保理決議を採択出来るように進めており、今外務省も国連大使中心に進めてくれてますけれども、是非、韓国、アメリカ、英仏も賛成に回って頂けるようなので、これにきちんと対応していきたいと思っております。
(問)船舶や航空機への対応や、海上保安庁の対応等は大臣からは如何でしょうか。
(答)今度の場合、海上保安庁は予定されていたと言われる地域に非常に早い段階で航空機で飛んでくれている。巡視艇も迅速に現場と言われる地域に浮遊物、危険物がないかどうかということについても非常に迅速に対応出来たと思っています。そういった意味では対応の仕組み、或いは報道に対しては評価されて良いと思っています。
(問)情報の伝達においてかなり混乱があったという指摘もあるのですが、この点については如何でしょうか。
(答)初日の誤報については残念な結果だったと思いますが、ただ私はこういった状況なので、逆に初日の誤報が故に2日目に膾を吹くようなことがあってはいけないと。寧ろそちらの方を心配していましたが、きちんとそれなりの数分以内、2分乃至は3分だったと思いますが、対応が翌日出来たということはやはり冷静に判断をしてくれたと思います。