(問)先日、全日空の尻もち事故が発生しました。
圧力隔壁への損傷があったと聞いております。
過去にJAL123便の事故も経験しております。
このようなことも踏まえて、今後の再発防止策、原因究明について大臣のお考えをお願いします。
(答)現在、運輸安全委員会で調査を厳密に行なってくれているわけですが、その結果を踏まえて再発防止にしっかりと取り組んで参りたいと思います。
特に、あのように尻をすったわけですから、その構造的なことだとか、事故の状況だとかを把握した上で、当然、機体の修繕ということになっていくわけでしょうから、その修繕の過程についてもしっかりフォローして監視をしていきたいと思っております。
いずれにせよこのようなことが再発しないように、きちんと指導監督をしていきます。
(問)北陸新幹線の建設負担金について、新潟県が一部支払いをずっと拒否し続けている問題で、国と地元自治体との協議が大詰めを迎えていると聞いていますが、現在の進捗について教えてください。
(答)今のところ劇的な進捗があったという報告は受けていません。
もちろん、北陸地域のみならず日本にとっても非常に重要な路線ですので、最終的には必ず協議は整うと期待しておりますし、そのために国交省としてもできるだけの側面支援はしております。
(問)先ほどの尻もち事故の関連ですが、全日空は背面飛行とか飲酒とか、最近トラブルが多いのですが、安全面について、おろそかになっているということはないですか。
(答)この飛行機会社は、エアーニッポンという子会社のようです。
今のところ、全日空に対して直接どうこうということではないのですが、その辺は安全を第一としなければいけない航空会社ですから、緊張感を持って行っていくように、今後も指導をしてまいります。