大臣会見

繰り下げ前田大臣会見要旨

2012年3月21日(水) 8:31 ~ 8:36
国土交通省会見室
前田武志 大臣

閣議・閣僚懇

本日の閣議案件については、私の方から特にご報告することはございません。

質疑応答

(問)明日、首都圏の中枢機能のバックアップに関して一定のとりまとめを行うと聞いておりますが、首都直下地震の想定もあり、大臣として、中枢機能のバックアップについてどのようにお考えかお願いします。
(答)ご指摘の検討会は、東京圏の中枢機能のバックアップ体制の構築にあたっての基礎的論点と考え方等をとりまとめると聞いております。
1月23日に行われた第三回の検討会に提示した一次とりまとめ案をもとに、検討会の委員のご意見等を踏まえ、その上で二次とりまとめ案を提示し、これについて委員からご意見をいただくことになっております。
首都直下型の地震の切迫性が言われておりますから、とりまとめ案等をもとに、国交省として緊急に対応できることは是非、行って参りたいと思っております。
あえて言えば、国交省自体は、以前から、「もしも直下型地震が起きたときに、国交省としてどのような状況が想定され、どのように対応しうるか」ということを検討し始めております。
党の方でもいろいろと行なっていただいております。
そのようなことも含めてまとめて参りたいと思っております。

(問)先日、東北観光博がスタートしました。
それに対して、大臣はどのような見通しをお持ちでしょうか。
(答)見通しと言いますか、非常に希望を持っておりまして、あのように東北観光博がキックオフを致しました。
この観光博の期限は1年間ということです。
そのキックオフの会場には東北各県の知事さん、代表の方々が来られまして、「東北はこれに負けずに頑張っているぞ」「是非東北に来てくださいね」と非常に意欲的にアピールをしました。
これを全国で応援して、新しい東北の姿、そして観光のあり方というものを、この観光博を通じて世界にアピールできたら良いなと思っています。
南相馬市に女学生の合唱団があるんです。
MJCアンサンブルというらしいです。
私は溝畑長官に紹介されましたが、去年のF1レースに登場しまして、女の子たちが合唱をして、非常に人気を博しました。
F1レースですから、世界の何億人という方々に届くんです。
素晴らしいことをしてくれたなと、こう思いました。
このMJCがキックオフのときに歌っていたのを御存じですか。
素晴らしい歌を披露してくれました。
聞いてみたら、その翌週からニューヨークに招待されて歌うと。
みんな被災を受けて、一人一人は被災の悲劇を背負っているのです。
その子たちが集まって、再度希望に向けて歌を歌おうというということで、これは発信力があると思います。
指導をされているボランティアの指揮者の先生も本当に素晴らしい方なのですが、実はこういう動きもあることを是非皆さん方も伝えていただきたいと思います。

ページの先頭に戻る