大臣会見

羽田大臣会見要旨

2012年12月18日(火) 11:17 ~ 11:23
国土交通省会見室
羽田 雄一郎 大臣

閣議・閣僚懇

本日、国土交通省関係の閣議案件は特にございません。

質疑応答

(問)今回の総選挙において、民主党が大きく議席を減らす結果になりましたけれども、閣僚の1人として、この結果をどのように見ていらっしゃるのか、お聞かせください。
(答)大変厳しい審判が下ったと思っております。
しっかりとこの教訓を生かして、我々が何をしてきたのか、そして今後どのような国作りをしていくべきなのかを踏まえて、しっかりと今後党の中で検証・検討していくということになると思います。
 

(問)今の件に関連して、今回の厳しい選挙結果を受けて、大臣として今後どのように党勢を回復していくべきか、どういう政策理念を掲げていくかということ、それと党代表選も行われますが、どのような代表の下で出直していくのが相応しいか、2点お願いします。
(答)基本的には、我々民主党が政権交替前に掲げた2009年のマニフェスト、この原点に戻るということだと思います。
そういう中で現実的に3年半政権を担ってきたわけでありますので、この中で得た教訓などをしっかりと踏まえながら、新たな我々が目指す国作りというものを、国民の皆さんにお示しできるように努力をしていく必要があると考えております。

(問)党代表についてはどういった方が相応しいとお考えですか。
(答)しっかりと、今後党の中で決められていくことでありますので、今、私からどうのこうのということではないと思いますけれども、やはり我々が目指す国作りというものをしっかりと国民の皆さんにお伝えが出来る方、我々の代表としてお伝えをしていける方だと思います。
 

(問)本日の閣議で、総理から何か発言がありましたでしょうか。
(答)総理からは、大変厳しい選挙の中でよく頑張って頂いたということと、閣僚からも、多くの議席を失った方が出てしまったことについてのお詫びがございました。
 

(問)現職の閣僚から今回8名が落選ということですが、これだけ大量の閣僚が落選したということについては、大臣としては、何故かという理由というか、受け止めを教えてください。
(答)閣僚であるからどうのこうのというわけではなく、今回民主党に対する国民の皆様からの大変厳しい目があったということだと思います。
 

(問)自民党、公明党の方からは、公共事業を増やすべきだ的な発言が相次いでおりますが、これについては大臣としてはどのようにお考えで、どうあるべきだと思いますか。
(答)公共事業についても、子や孫達の時代に責任を持てるということだと思います。
闇雲に何でもかんでもやるということではなく、将来、子ども達や孫達の時代に夢の持てるもの、そして何よりも東日本大震災からの復旧・復興、またその教訓を活かした全国防災ということに尽きるのではないかと思っております。
そういった中で選択と集中をして行くことだと思いますし、我々民主党政権下の中でも言ってきた、持続可能で活力ある国土づくりということ、そして子ども達や孫達の時代にどのような国土を残していくのかという観点を、是非忘れないで頂きたいと思います。

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