大臣会見

太田大臣会見要旨

2014年2月4日(火) 8:39 ~ 8:45
閣議室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 本日の閣議案件の報告はございません。

質疑応答

(問)北九州の若松沖で内閣府の職員が遺体で見つかりました。
海上保安庁の対応状況とこれまでに判明している事実について教えて下さい。
(答)1月18日の午前9時45分頃に、若松沖の遊漁中のプレジャーボート船長から、漂流中のゴムボート内に人が倒れている旨の通報がありまして、巡視艇が現場に赴き、午前10時9分頃、巡視艇が現場にすぐ到着しましたが、ゴムボートは波により防波堤に寄せられており、荒天のため巡視艇が接近できませんでした。
午前10時25分頃、ゴムボートは波により転覆をしたということです。
その後、潜水士と機動救難士によって、潜水捜索を試みましたが、海が荒れていたために、転覆位置付近の捜索が出来ない状況が続きました。
天候がやっと回復しました1月20日午前8時49分頃に、海上保安庁の潜水士がゴムボート転覆位置付近の海中で男性1名を発見、遺体を収容したということです。
1月29日に男性の身元は判明し、内閣府の職員であるということが分かりました。
現在、海上保安庁におきまして、関係機関と連携しながら事件・事故等あらゆる可能性を念頭において、捜査中であると聞いているところです。
背景とかそういうことではなく、海上保安庁はどちらかと言うと事故の対応ということが中心になるかと思いますが、海上保安庁に詳細はお聞き頂ければというふうに思います。

(問)予算の防災・安全交付金の件ですが、(平成26年度)本予算では色々な御意見があって削減されましたが、(平成25年度)補正予算案の方でまた復活して増額していると、この辺りが無駄なのではないかという意見がありますが如何でしょうか。
(答)全く基本的に物事を違って捉えているというふうに思います。
概算要求で出したものに対しまして、今年は1.17倍だと思いますが、出したものに対して査定が行われて削られていき、そして一方ではその本予算についてレビューが行われて社会資本整備総合交付金から防災・安全交付金の方にむしろ多く移したらどうかというそうしたレビューが行われております。
それらを踏まえて本予算が策定されて社会資本整備総合交付金の伸び率よりも防災・安全交付金の伸び率の方が大きいという結果になったと。
(補正予算については)本予算とは別に補正予算という立場で組まれて、同じように補正予算の中におきましても防災・安全交付金の方が社会資本整備総合交付金よりも額が多くなっているというそうした事実です。
決して補正予算で復活しているというようなお話ではありません。

(問)1月31日のJR山田線の復興調整会議でJR東日本から提案がありましたが、それに対して国の方からどうするというスタンスは決まりましたでしょうか。
(答)国はどちらかと言いますと、復興調整会議を調整するという議長としての役割ということです。
ですから合わせてこのJR山田線については地元自治体とJR東日本の考えを調整して合意を形成していくようにという努力をしていく必要が有ると考えておりまして、国土交通省としましても関係者間の調整が促進されるよう努力をしていくということです。

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