大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2021年12月7日(火) 11:20 ~ 11:27
国土交通省会見室
斉藤鉄夫 大臣

閣議・閣僚懇

 (大臣)私から報告は特にありません。

質疑応答

(問)先日の国際線の日本到着便の予約再開についてなのですけれども、予約受付が4日の午前0時から再開されてから、滑り出しというか数日たったのですけれども、需給調整はどのような状況でしょうか。
今後の見通しも含めて教えてください。
また、きめ細かく丁寧に対応ということだったのですけれども、具体的に何かどういうような調整事例とかが出ているのでしょうか。
お願いします。
(答)国際線の新規予約の受付は、外国の航空会社に引き続き、日本の航空会社についても、12月4日土曜日午前0時から再開されています。
予約再開後の状況を航空会社に確認したところ、特段混乱は生じていないと聞いており、各週の累計の予約者数は、キャンセルが進んだことにより、12月6日時点で、前日12月5日との比較で、まず12月6日の週、今週、これ週単位ですけれども、約200の減。
それから13日の週及び20日の週で約80の減。
それから27日の週で約50の減と聞いています。
今後の需要動向について見通すことは困難ですが、一般的に、需要には週や曜日によって偏りがあります。
このため、比較的余裕のある週や曜日を中心に、予約状況や需要動向を踏まえて、航空会社とも緊密に連携して、きめ細かく需要に対応していきたい、ニーズにきめ細かく、利用者の視点から対応していきたいと考えています。
(問)具体的に何かこういうふうな調整のケースがあったとか、そういうのは特に入っていないのでしょうか。
(事務方)そこまで特段生じていませんが、大臣からも申し上げたとおり、曜日によっては需要が高くなってしまうところがあるので、そういうところは航空会社によく見ながら予約を再開してほしいと。
こういったことをコミュニケーションしながら進めているところです。
 
(問)日本旅行業協会会長の会社での雇用調整助成金の不正の問題についてお伺いします。
第三者委員会での結論も出て、これまではまだ結果が判別しないのでお答えできないという回答だったと思うのですけれども、改めて結果も出た上での大臣の所感や、今国土交通省が把握されていることがありましたらお願いします。
(答)御質問の日本旅行業協会、JATAにおける役員の辞任等について報道があったことは承知をしています。
本件については、民間団体の会長の進退に関わる事柄のため、国土交通省としてコメントする立場にはありません。
また、株式会社ワールド航空サービスによる雇用調整助成金の不正受給の疑いについては、雇用調整助成金制度を所管する厚生労働省が、引き続き調査を実施しており、その結果を踏まえて、厚生労働省において適切に対応されるものと認識しています。
このため、国土交通省としては、旅行業を所管する立場として、引き続き、本事案の推移を注視しつつ、必要な対応を検討していきたいと思っています。
(問)厚生労働省も調査はもちろんされているのですけれども、会社の第三者委員会の調査もある程度進み、結果も公表されていますが、それをお読みになっての所感ですとか、どの程度参考にされているのかというところについて教えてください。
(答)この報告書も目を通させていただきました。
旅行業を所管する国土交通省として、こういう事案について、推移を注視しつつ、必要な対応を検討していきたいと思っています。
 
 

ページの先頭に戻る