大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2022年2月22日(火) 10:30 ~ 10:33
国土交通省会見室
斉藤鉄夫 大臣

閣議・閣僚懇

(大臣)本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。

質疑応答

(問)東京外環道のトンネル工事の再開について伺います。
東京都調布(ちょうふ)市の市道が陥没して中断していた東京外環道のトンネル工事が、練馬(ねりま)区で25日から1年4か月ぶりに再開されることになりました。
このことに関して大臣の御所感をお願いいたします。
また、陥没が起きた調布市での工事の再開時期は決まっていない状態です。
今後、どのように進めていくのか、この点についても併せてお願いいたします。
(答)東京外環の7本のシールドトンネル工事については、令和2年10月の陥没・空洞事故を受け、一時中止しています。
このうち5本については、今年1月23日から2月1日にかけて住民説明会を開催し、昨年12月にとりまとめた「再発防止対策」を地域住民の皆さま方に説明しました。
その際、準備が整ったシールドトンネル工事から、用地買収済みの区間内で「再発防止対策」を導入の上で、慎重に工事を再開することを御説明しました。
この度、大泉(おおいずみ)ジャンクション本線トンネル南行(みなみゆき)工事について現場体制が概ね整ったことから、2月18日に用地買収済みの区間の周辺にお住まいの方々にチラシを配布し、2月25日以降に掘進を再開する旨をお知らせしたと承知しています。
なお、当面は「再発防止対策」が機能しているかなど丁寧に確認しながら、慎重に工事を行うものと認識しています。
今後とも、住民の皆さまに対し、丁寧な説明と誠意をもって対応していくことが重要であると認識しており、国土交通省としても、最大限協力したいと思います。
一方で、陥没・空洞が発生した地域では、地盤補修が必要な範囲にお住まいの方に対し、事業者による家屋の買取り等の御相談をさせていただいており、その後、地盤の補修を行う予定です。
このため、陥没・空洞が発生した地域に関連する2本のシールドトンネルの工事再開については、現在、見通せる状況にはありません。
 
 

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