大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2023年1月31日(火) 8:40 ~ 8:45
衆議院本館 議員食堂
斉藤鉄夫 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣)

本日の閣議案件で、私から報告することはありません。

質疑応答

空き家対策について

(記者)

空き家対策の小委員会が今日開かれます。
全国で増加し続ける空き家についての国土交通省の問題意識と固定資産税の優遇などの課題も指摘されている中でこの問題にどう取り組んでいくのかお聞かせください。

(大臣)

これまでの空き家への対策は、主として、周囲に悪影響を与えるいわゆる特定空家の除却等を中心に進めてきました。
しかし、更なる空き家の増加が見込まれる中、除却等の一層の円滑化とともに、有効活用や管理のための施策についても強化を図り、総合的に取り組む必要があります。
このため、社会資本整備審議会の「空き家対策小委員会」において、昨年秋から、今後の空き家対策のあり方を検討いただき、本日、とりまとめに向けた議論をいただく予定になっています。
区域を限って空き家を重点的に活用する仕組みや、行政から適切な管理を促す仕組みの創設、行政代執行の円滑化などが議論されてきています。
この中で、空き家の管理を促すため、管理が適切に行われていない空き家の敷地に係る固定資産税の特例解除についても議論をいただいているところです。
この小委員会のとりまとめを踏まえ、空家法の改正を含め、政策ツールを総動員し、施策の具体化に努めていきたいと思っています。

日本小型船舶検査機構の新理事長への期待

(記者)

知床遊覧船沈没事故に関連して1点お伺いします。
28日に日本小型船舶検査機構の理事長に初めて民間の方が就任されました。
国土交通省は20日に業務改善指示を機構に出されている中での交代となりますけれども、大臣が新理事長に求めることをお願いいたします。

(大臣)

日本小型船舶検査機構(JCI)の森 前理事長は、本年1月27日をもって任期満了となりました。
機構においては、次期理事長の選任にあたり公募を実施し、その結果、「海事関連分野の経験・知識が十分であること」「民間企業とは違った経営が求められている機構の状況を的確に理解していること」が評価され、(たか)()(ひろ)(ふみ)氏が選任されました。
国土交通省としても、これを適当と認め、1月20日に認可を行ったところです。
機構に対しては、知床遊覧船の事故を踏まえ、船舶検査の実効性の更なる向上のため、1月20日に海事局から、現場における検査実態について総ざらいし、所要の改善を行うよう指示したところです。
髙野新理事長には、長年、民間の検査機関で船舶検査業務に携わった経験を生かし、具体的な検査業務の改善策をしっかりとまとめ、速やかに、かつ、確実に検査業務の改善を実施していただくよう、期待しています。

総理からのお土産について

(記者)

先日の総理の外遊中に岸田翔太郎秘書が公用車でお土産を購入した件についてなのですが、昨日総理が閣僚にお土産を買ったという趣旨の発言をされています。
大臣自身が総理からお土産をもらったのか、またその内容は何であったのかお聞かせ願えればと思います。

(大臣)

総理からお土産をいただきました。
その内容については、プライベートなことですので、それ以上のことは御勘弁いただきたいと思います。

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