大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2023年2月24日(金) 10:17 ~ 10:20
国土交通省会見室
斉藤鉄夫 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣から)気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案の閣議決定について

(大臣)

本日の閣議案件で、私から1点報告があります。
本日の閣議で、「気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。
近年の自然災害の頻発化・激甚化を背景として、防災に関する情報提供の更なる充実が重要となっています。
最新技術を踏まえながら、官民それぞれの予報の高度化・充実を図っていく必要があります。
本法案は、都道府県が行う洪水予報の早期発表を図るための仕組みの構築や、民間による多様なニーズに応じたきめ細やかな予報の提供の推進などの措置を講じるものです。
詳細は後ほど事務方から説明させます。
私からは以上です。

質疑応答

空飛ぶクルマの実用化に向けた検討状況及び期待について

(記者)

先日、大阪・関西万博での空飛ぶクルマの商用運行に向けて事業者が決定しました。
国土交通省のこの空飛ぶクルマの検討状況ですとか、こういった技術革新への大臣の期待感みたいなものを伺えますでしょうか。

(大臣)

今週21日(火)に、大阪・関西万博における空飛ぶクルマの運航事業者が万博協会によって選定されました。
空飛ぶクルマの実用化に向けて、国土交通省では、空飛ぶクルマの機体や運航に関する安全基準、操縦者の技能証明や離着陸場等に関する基準について、官民協議会を設置し、検討を行っているところです。
昨年12月には、これらの基準の検討状況を公表したところですが、今年3月に基準の方向性をお示しし、来年3月末までに基準の策定ができるよう、引き続き、検討を進めてまいります。
空飛ぶクルマは、大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を体現する重要なプロジェクトであることから、安全性を確保しつつ、多くの方に将来に向けた夢を感じていただけることを期待しています。

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