大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2024年9月3日(火) 10:40 ~ 10:44
国土交通省会見室
斉藤鉄夫 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣)

本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。

質疑応答

台風10号について

(記者)

台風第10号の現在の被害状況や復旧の作業の進捗、そして今後の国土交通省の対応についてお聞かせください。

(大臣)

まず、この度の台風被害によって、お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。
また、その御家族に対し、お悔やみを申し上げます。
また、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
台風第10号は、8月29日に鹿児島県に上陸し、鹿児島県で暴風、波浪、高潮の特別警報が発表されたほか、西日本から東日本の太平洋側を中心に記録的な大雨となり、各地で大きな被害をもたらしました。
被害としては、愛知県蒲郡市(がまごおりし)など全国で69件の土砂災害、三重県を流れる国管理河川や1都10県が管理する39の河川での氾濫による浸水、大分県などにおける断水などが発生しました。
交通への影響については、高速道路などの通行止め、鉄道の運転見合せや航空便の欠航などが発生しました。
現在でも、道路は、高速道路の3路線3区間、国道や県道の81区間で被災による通行止め、鉄道は、5事業者5路線で土砂流入などによる運転見合わせが生じています。
国土交通省としては、引き続き、被災した施設の復旧について、関係機関と連携して取り組んでまいります。
特に、交通量が多く、影響が大きい国道246号の通行止め区間については、並行する東名及び新東名高速道路の区間を、8月31日から代替路として無料通行にするよう措置しています。
また、鉄道については、各事業者により復旧作業などが進められていますが、このうち小湊(こみなと)鉄道については、鉄道・運輸機構鉄道災害調査隊(RAIL(レール)FORCE(フォース))による現地調査を実施する予定です。
今後も、一日も早く被災された地域での復旧が進むよう、地域に寄り添いながら、現場力を最大限発揮して対応していきたいと思っています。

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