大臣会見

中野大臣会見要旨

2024年12月3日(火) 9:40 ~ 9:44
衆議院本館 議員食堂
中野洋昌 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣から)ICAO日本政府代表部の特命全権大使への任命について

(大臣)

本日の閣議案件で、私から1点報告があります。
本日の閣議で、国際民間航空機関(ICAO(イカオ))の日本政府代表部の特命全権大使に、国土交通省航空局の大沼(おおぬま)俊之(としゆき)を任命することが決定されました。
今般の大使任命に伴い、大沼氏は来年より、ICAOの本拠地であるモントリオールで勤務をすることになります。
来年11月に実施予定のICAO理事会議長選挙について、我が国は大沼氏を擁立しています。
ICAOは、気候変動対策をはじめとした航空分野における国際的なルール作り等に重要な役割を果たしています。
我が国としては、大沼氏の擁立を通じ、航空分野において我が国が一層貢献していく考えを改めて各国に広く発信し、また、国際社会における我が国のプレゼンスの強化にもつなげていきたいと考えています。
本選挙における当選を目指して、各国からの支持を得るべく、引き続き取り組んでまいります。
なお、大沼氏の大使への任命は12月10日付を予定しています。
後ほど資料を配付します。
詳細は事務方にお問い合わせください。
私からは以上です。

質疑応答

「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」におけるとりまとめ案について

(記者)

昨日、自動車の型式指定の不正防止に関する有識者検討会がありましたが、議論したとりまとめ案の概要と、今後の対策のスケジュール感についてお聞かせください。

(大臣)

昨日(12月2日)、第7回目となる「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」が開催されました。
引き続き、次回の検討会でも議論を行うこととされており、現時点において、とりまとめの内容はまだ決まっていませんが、これまでの検討会においては、例えばコンプライアンス遵守を会社の方針として明示をすること、あるいは社内の責任者を明確にし、組織体制等を整備すること、そして型式指定後において自動車における保安基準適合性の監視を行うこと、などが重要であるという御意見を頂いているところです。
国土交通省としては、次回の検討会でも充実した議論ができるように、しっかり準備を進めていきたいと思っています。
検討会の詳細については、事務方にお尋ねいただければと思います。

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