
2025年10月24日(金) 10:17 ~ 10:28
国土交通省会見室
金子恭之 大臣
| 主な質疑事項 |
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リニア中央新幹線の整備に関してお尋ねします。
リニアの整備に関しては、静岡県のみならず沿線各地で様々な問題が発生して、開業時期が大幅に遅れているという状況にあると思いますけれども、一方で国の方は大阪までを含めた、2037年度全線開業というのを堅持されているかと思いますけれども、この方針に変わりはないのかということをお尋ねします。
あわせて、静岡県の水資源の問題に関して、大井川の流域に影響が出た場合の補償で、大井川流域の自治体は国が関与する形で影響を確定し、国の指導でJRが対応を講じるよう、国の関与というものを求めているわけですけれども、これに対する受け止めを教えてください。
リニア中央新幹線は、東京・名古屋・大阪の三大都市圏を一つの圏域とする「日本中央回廊」を形成し、日本経済を牽引するとともに、東海道新幹線とのダブルネットワークによるリダンダンシーの確保を図る、国家的見地に立ったプロジェクトです。
国土交通省としては、未だ着工のできていない静岡工区の早期着工が、早期開業に向けた重大な課題と認識しており、「静岡工区モニタリング会議」を通じ、JR東海の対策状況を継続的に確認するとともに、静岡県とJR東海との協議に国土交通省も入って、より一層の対話を促しているところです。
今お話があったわけですが、引き続き、リニア中央新幹線の早期整備に向けた環境を整え、1日も早い全線開業に向けて、関係自治体やJR東海と連携して、まずは連携しながら、色々な問題点等も含めてしっかりと取り組んでいきたいと思います。
今、述べることはそこまでですので、御理解いただきたいと思います。