2026年5月26日(火) 9:30 ~ 9:36
国土交通省会見室
金子恭之 大臣
(大臣)
本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。
(記者)
中東情勢に関連して、航空・海運・観光の最新の状況を伺わせてください。
また、アメリカとイランが戦闘終結に向けて協議、もしくはホルムズ海峡の解放に向けた交渉が現在進んでいることについて、大臣の受け止めについて伺わせてください。
(大臣)
中東情勢に関して、本日7時時点で把握していることを申し上げます。
まず、航空関係及び観光関係については、これまでにお伝えしている状況から大きな変化はありません。
次に、海運関係については、昨日、日本関係船舶1隻がホルムズ海峡を通過し、これにより、ペルシャ湾内の日本関係船舶は38隻になったとの報告を受けています。
当該船舶の乗組員の健康状態に問題はなく、船体の異常もないとの報告を受けています。
これにより、45隻いた日本関係船舶は現在38隻、日本人乗組員は24人から3人、そして日本人が乗った船舶は5隻から1隻ということになりました。
また、御指摘の報道については承知していますが、ホルムズ海峡を巡る情勢に関しては、関連の動向につき、引き続き重大な関心を持って注視しているところです。
いずれにせよ、日本関係船舶、とりわけ船員の安全の確保は最重要であり、国土交通省として、引き続き、外務省をはじめとする関係省庁とも緊密に連携しながら、情報収集を徹底し、また、関係者への情報提供を丁寧に行ってまいります。
(記者)
本日、佐賀県の山口知事と水嶋事務次官が面会予定です。
西九州新幹線のアセスの実施範囲を巡って話し合われる見通しですが、どのような議論や決着を期待されますか。
(大臣)
西九州新幹線の新鳥栖-武雄温泉間については、水嶋国土交通事務次官と山口佐賀県知事との間で、昨年10月より、フル規格での整備を前提として、定期的に意見交換を行ってまいりました。
本日も知事が国土交通省にお見えになると承知しています。
次官と知事が個別の政策課題に関する意見交換を重ねることは異例のことですが、本日も、西九州新幹線の整備に向けて、二人の間で真摯かつ誠実な議論が進められることを期待しています。
(記者)
広島市での災害復旧工事に関連した虚偽公文書作成の疑いについて伺います。
先般、広島県の方が虚偽公文書を作成しましてですね、大臣の方から補助金の返還命令がされる事態に至りました。
広島県だけではなくて、こうした事態が他の自治体まで拡大したことへの受け止めをお聞かせください。
そしてですね、こうしたことが広く起こっているということは、災害時の補助申請書類というものが形骸化している疑いがあるのですけれども、この可能性についてはどういう御認識でしょうか。
最後に、他の自治体でも同様の事例が起きている可能性があります。
全国調査なんかを国の方で指示する考えはないのかお聞かせください。
(大臣)
広島市が、災害復旧事業の国庫負担金請求に関し、虚偽の公文書を作成し、国土交通省に設計変更協議を行っていた疑いがあるとする報道については承知しています。
広島市からは、「現時点で、虚偽文書を作成した事実はないと考えているが、報道を踏まえて必要な調査をする」と聞いています。
国土交通省としては、広島市から調査結果の報告を受けた上で、適切に対応してまいります。
また、御指摘の災害時の補助申請書類が形骸化しているのではないかという点については、広島県における事案を受け、3月に、全国の都道府県・政令指定都市に対して、災害復旧事業の国庫負担金について虚偽申請が決して行われることがないよう徹底を図ったところであり、各団体において適正な申請をしていただきたいと思っています。