2026年10月13日(火) 8:36 ~ 8:43
衆議院本館2階議員食堂
井林辰憲 大臣
(大臣)
本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。
このほか、私から1点報告があります。
石垣海上保安部などの視察についてです。
一昨日から昨日にかけて、尖閣諸島周辺海域をはじめ、領海警備の最前線である、石垣海上保安部及び石垣航空基地を視察しました。
海上保安庁を所管する国土交通大臣として、大臣就任以来、一刻も早く領海警備の現場を確認するとともに、最前線で任務にあたる海上保安庁職員を激励したいと考えており、視察したものです。
現地では、最前線で任務にあたっている巡視船「はてるま」乗組員から、領海警備の現状について説明を受け、海上保安庁職員が高い緊張感をもって我が国の領土・領海をしっかりと守っていることを確認しました。
また、海上保安庁では人材確保など新たな課題に直面しており、人材の確保・育成のみならず、職場環境の改善や処遇の向上を図ることが不可欠です。
今回、職員と御家族の生活を支える重要な基盤である宿舎を視察し、老朽化した宿舎の整備についても計画的に進めていく必要があると強く認識しました。
海上保安庁では巡視船等の増強・更新、職場環境の改善や処遇の向上などを進め、「強靱かつ持続的な体制」を確立していくこととしていますが、今回の視察を通じて、「国民の安全・安心の確保」に向け、国土交通大臣としてこれらの取組を確実に進めていく必要があることを改めて実感したところです。
詳細は事務方にお問い合わせください。
私からは以上です。
(記者)
適正原価の導入についてお伺いします。
先週、新聞、出版、書籍などの業界団体から導入時期の猶予を求める要請があったかと思いますけれども、今後、導入時期を後ろ倒しするような可能性があり得るのかどうか教えていただければと思います。
(大臣)
先週8日(木)に、新聞・出版関係の業界団体から私宛てに、適正原価の制度設計や運用の御要望をいただきました。
適正原価制度は、いわゆるトラック適正化二法に基づき、国民生活や経済活動の基盤である物流の持続可能性を確保するため、トラックドライバーの処遇改善等を図る目的で導入されるものあり、新聞・出版関係の業界団体の皆さまから、目的については御賛同いただいているところです。
本制度は議員立法で制定されており、令和10年6月までに施行することとなっており、法律の猶予期間の設定は難しいと考えています。
他方、本制度の施行まで約2年、トラック事業者が本制度を前提とした事業許可の更新申請を開始するまで更に約2年ありますので、この期間を有効に活用し、運賃交渉など本制度への対応を進めていただきたいと考えています。
国土交通省においても、当該期間における制度の段階的な導入を検討していまして、いずれにしても、本制度については、荷主を含む幅広い皆さまの御意見を丁寧に伺いながら、関係省庁とも連携しつつ、適切に制度設計を進めてまいります。
(記者)
簗議員の問題についてなんですけれども、2月中旬に簗議員と当時の官房長が議員会館で面談された際の記録について、6日の記者レクでは、「細かなメモは作っていない」とそういった趣旨の発言が3回ほど繰り返されていました。
裏を返せば、細かくはなくても大まかな概要であったり、道路の名前であったり、そういったことについて何かしらのメモは残って、あるいは作っていたということなのか、それとも一切合切、1枚も1文字も何にも記録は作っていないということなのか、どちらなのか、ちょっとそこの点について確認をさせてください。
(大臣)
まず前提になりますが、様々な議員からの問合せについては、内閣府の「行政文書の管理に関するガイドライン」を踏まえて記録の要否を判断しており、必要に応じて記録を作成しているところです。
本件については、作成を要しない場合にあたるため、記録は作成されておらず、このことを、前官房長からは、細かいメモはないと聞いているところです。
これは、記録自体が作成されていないことを述べたものであり、何らかの記録が作成されたことを述べたものでないと報告を受けています。
今後とも引き続き、関係法令に則って、適切に記録の作成等の判断を行ってまいります。
(記者)
確認ですが、つまり正式な公式な文書としては残してはいないけれども、なんらかなメモの類、例えば忘れないように道路の名前をメモしていたとか、多分すぐは覚えられないと思うので、そういったものをメモしていたとか、そういったことはあり得るということでしょうか。
(大臣)
繰り返しになりますが、記録自体が作成されていないということを述べたものです。
(記者)
公式、非公式に関わらず一切メモもとっていない、そういうことでいいでしょうか。
(大臣)
記録自体が作成されていないということです。
(記者)
多分すごく細かな道路の名前とか覚えられないと思うのですが、そういったものも一切メモをとらず、誰の議員からあったのかとか、あるいは何年度の予算について聞かれているのかとか、そういったことも一切メモをとらず全部頭の中で覚えて返しをされたのか、そういうことでいいのでしょうか。
(大臣)
道路の名称ではなく、お問い合わせをいただいた2市町ですので、自治体の名前については忘れないように覚えて帰ってきたという報告を受けています。
(記者)
メモはとらずに記憶ベースですべてやりとりしたと、そういうことでいいということでしょうか。
(大臣)
記録自体は作成されていません。
(記者)
分かりました。開示請求していますので、この点も含めて法に則って文書の存在についてお答えいただければと思っています。
よろしくお願いします。