副大臣・大臣政務官会見

池口副大臣会見要旨

2011年7月4日(月) 18:44 ~ 18:50
国土交通省会見室
池口修次 副大臣 

質疑応答

本日の政務三役会議の概要を2点御報告いたします。
一つは、市村政務官の海外出張結果報告についてですが、6月28日火曜日に行われた国際海事機関(IMO)の事務局長選挙に関する報告がありました。
二つ目は、新造船政策検討会についてですが、今月6日に最終取りまとめを行う予定の造船産業の国際競争力強化策に関する審議状況の報告があり、新たな造船産業政策のあり方について、意見交換を行いました。

(問)今月1日に関空と伊丹空港の経営統合準備室が開設されました。
今後のスケジュールや課題と、国土交通省はどのように取り組んでいくのかについてお聞かせください。
(答)ご存じのように「関西国際空港及び大阪国際空港の一体的かつ効率的な設置及び管理に関する法律」が今国会で成立しました。
これから経営統合に向けて様々な作業をしていくわけですが、現在想定していることを述べますと、10月に設立委員会及び資産評価委員会が発足されます。
その後、来年の4月に新会社が設立されます。7月に経営統合を行いまして、関空会社からの事業継承と国からの事業継承を受けて、この会社は実質的にスタートをすることになっております。
今後の課題については、民間の会社が設立されるわけですから、基本的にはそこでどのような判断をされるのかということになりますが、その過程で、国土交通省として意見を言うべきものは言っていくということになると思っております。
さらに言えば、平成17年11月に関西3空港懇談会の合意というものがありまして、この場でも3空港それぞれの整理が行われておりますので、これについては基本的に生きているという前提の中で、これに加えてこれから新しく設立される会社がどのような議論を行っていくのかということが、この運営の主体になろうと思っております。

(問)ニュースでもご覧になっていると思いますが、松本龍復興大臣が東北で行った発言についてどのように感じていらっしゃいますか。
(答)どのような経緯の中でどのような発言をされたのかということを知らないと、言葉だけを捉えてどうこうという判断は、個人的にはどうかなと思っております。
前後なりその場の雰囲気が分かりませんので。報道されている言葉だけを捉えると、あまり適切な言葉ではないと思いますけれども、状況によっていろいろ言い方は変わりますので、前後のことを捉えて判断すべきだと思います。松本防災大臣は決して変なつもりで言ったわけではなく、国も頑張るけれども自治体も頑張れと、お互いに一所懸命頑張ろうというつもりで言ったものだろうと私は信じております。

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