副大臣・大臣政務官会見

市村大臣政務官会見要旨

2011年8月25日(木) 18:11 ~ 18:16
国土交通省会見室
市村浩一郎 大臣政務官 

質疑応答

本日の政務三役会議の概要を報告いたします。
1点ございます。
佐藤技監より、先週18日から23日までのベトナム出張につきまして報告がございました。
以上でございます。

(問)今月末の党代表選を経ますと、まもなく新しい内閣へのバトンタッチということになるわけでして、今回がおそらく最後の会見ということになろうかと思います。
それを踏まえてですが、昨年9月に就任されて以降、これまでの約1年間を振り返って、これまでこなされてきたお仕事の中で、特に印象に残っていること等あれば、1年間の総括をお願いします。
(答)昨年、9月21日の就任だったと思いますが、ちょうどその頃は尖閣諸島での漁船衝突問題が焦点でありました。
昨日、中国船籍の船が尖閣諸島付近の領海内に入ったという話もありまして、尖閣の問題に始まり尖閣の問題で終わるのかなという印象がまずあります。
それから何と言いましても、この間、東日本大震災の発生があり、その後の対応ということがありました。
私も政府の現地対策本部長代行として1か月はずっと現地におりましたし、2か月ほどそれに専念させていただいたということもありました。
震災発生は残念なことではありますが、この1年間の印象に残っていることであります。
また、私の担当で言いますと、IMO(国際海事機関)の事務局長、事務総長と言ってもいいかと思いますが、セクレタリー・ジェネラルの選挙がありました。
ユネスコの松浦事務局長以来12年ぶりに、日本人が国連関連の国際機関のトップになるということで、任期は来年の1月1日から4年間でございますが、この選挙にも応援団長として係わらせていただきまして、そういった快挙と言っても良いこともありました。
こうしたことも大変印象に残ることでございました。
他にもいろいろありますが、挙げますと長くなりますから、特にというとこで、そういったことを挙げさせていただきます。

(問)今後、いずれかのタイミングで後任の方が決まるわけですが、新しく就任される方に対して、特に引き継いでおきたいと考えていることが何かあれば、教えていただけますか。
(答)大臣もおっしゃるように、国土交通省は本当に国のすべてに関わるような話でもありますし、引き継ぎといえばすべてです。
大切な事ばかりでありますから、すべて引き継ぎということになると思います。
特にということは、私の中ではございません。
官僚の皆さんがしっかりと、その辺は踏まえて対応されると思いますので、そういった意味では安心できると思います。

(問)港湾分野にも力を入れてこられたと思うのですが、震災の事もあって、いろいろなされてきたバルク港湾とか日本海側拠点港とか、少し遅れはありましたが、今まだ緒についたばかりといいますか、道半ばだと思うのですが、港湾分野についてどのような印象がございましたでしょうか。
(答)言うまでもなく、日本は四方を海に囲まれている国でありますし、海外との交易も、その99%近くが船で運ばれてきているところでありまして、港湾機能なくして、この国の交易、経済は成り立たないということを改めて認識を深めた次第でございます。
今、おっしゃっていただきました日本海側拠点港につきましては、本当は夏頃に決定させていただく予定でありましたが、結局秋頃になりましたので、次の政務三役に御決定いただくことになります。
これまでの流れを踏まえて、是非とも港湾がさらに活きるような形で日本海側拠点港を次の新しい政務三役の皆様に御選定いただきたいと思っております。

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