副大臣・大臣政務官会見

小泉大臣政務官会見要旨

2011年5月12日(木) 17:19 ~ 17:23
国土交通省会見室
小泉俊明 大臣政務官 

質疑応答

 本日の政務三役会議の概要について御報告申し上げます。
 2点ございます。
 まず、1点目は、本日開催される中央新幹線小委員会において答申がとりまとめられる予定を踏まえ、中央新幹線に関する今後の手続等について鉄道局より報告がございました。
 2点目は、国際海事機関(IMO)事務局長選挙が6月最終週に予定されておりまして、日本政府として擁立させていただいております関水候補の当選に向けた取組みについて意見交換を行いました。
以上であります。

(問)震災の関連で、オランダの港に着いた日本からのコンテナで、放射性物質が基準を超えているということで押収されたようですが、対応等ありましたら教えていただけますか。
(答)今、御質問いただきましたように、オランダのロッテルダム港におきまして、日本発のコンテナ5個で、基準値を上回る放射能値が検出されたため、同港において今現在保管されている状態であります。
現在、国土交通省では、放射線の測定、証明書の付与、そしてその放射線測定値の公表を通じまして、日本発のコンテナに対する信頼を確保していくこととしております。

(問)イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故の関係ですが、昨日、横浜地裁の判決で、海難審判と異なる結果が出たわけですが、受け止めがありましたらお願いします。
(答)再発防止を目的としました海難審判と、刑事罰を科すか否かの刑事裁判は目的が異なっております。
そしてまた、それぞれ独立性を持った機関でございますので、国土交通省としてはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。

(問)1番目の報告事項についてですが、今後のスケジュール感等が固まっているようでしたら教えてください。
(答)今後、国土交通大臣が営業主体及び建設主体の指名、並びに整備計画の決定を行うことになります。
営業主体、建設主体の指名や整備計画については協議が必要であるため、詳細なスケジュールはまだ未定であります。
いずれにいたしましても、答申を最大限尊重させていただき、今後の手続を適切に進めてまいりたいと思っているところであります。

(問)放射線量に関する報告で、地元から困惑の声も出ているようですが、何かコメントがありましたらお願いします。
(答)これはあくまで、政務官としてではなく、一衆議院議員としまして、地元のたくさんの皆様からやはり不安の声が寄せられておりまして、そのために個人的に入手した情報をお送りさせていただいたものであります。
政府としての公式見解ではありません。
ただ、結果として、混乱を招きましたことに対しては、心からお詫びを申し上げたいと思っております。
今回の原子力事故に関する安全対策等につきましては、原子力災害対策本部の情報に基づき、各市町村におきましては御対応をいただきますようお願い申し上げます。

(問)今日、地元から質問書も出ていたと思うのですが、それも回答されたのでしょうか。
(答)同じ回答をさせていただきました。

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