副大臣・大臣政務官会見

馬淵副大臣会見要旨

2010年2月22日(月) 16:02 ~ 16:08     
国土交通省会見室
馬淵澄夫 副大臣 

質疑応答

(副大臣)私からは報告事項はございませんので、幹事社並びに記者の皆さん方からのご質問にお答えさせて頂きます。

(問)高速の割引上限制についてですが、タイムスケジュールを教えてください。
(答)かねてより申し上げているように検討中でございまして、検討をし、そして関係各所との調整が終われば発表させて頂きたいと思っておりますが、現状、詳細な分析、検討を行っている最中でございまして、今現時点で何時発表ということを申し上げることは出来ない状況です。

(問)長崎県知事選ですが、民主党が支援する候補が負けましたけれども、受け止めをお願いします。
(答)これは私、議員個人としてということになると思いますが、残念な結果だったなという風には思います。

(問)政治とカネの問題、鳩山総理と小沢幹事長の件で影響があったとの指摘もありますが、どのように見てますでしょうか。
(答)政党選挙ではありませんから、自治体の長を選ぶということはそれぞれの地域の事情というものもあると思いますので、これは一概には難しいのではないかなという風には思いますが、少なくとも党が推薦をしたということで言えば残念な結果だったと、私はそれ以上の思いはありません。

(問)予算委員会審議で自民党が欠席しておりますけれども、それについての受け止めをお願いします。
(答)私も野党時代に予算委員会に5年おりましたけれども、様々な野党としてのアピールの方法があるかと思いますが、それぞれお立場で考えられたことですからとやかくはありませんけれども、私自身は国会という場でしっかりと質疑を行うこと、これが一番国民の皆さん方に理解を得られる方法ではないかという風には個人的には思っておりました。
今回は、当然ながら国会の現場で与党理事始め、或いは委員長始め出席を求めておられるかと思いますのでそのご苦労の中で、これも野党の方が、自民党さんが判断されることでありますから、審議なされないということは国民にとって残念な結果ではないかと思います。

(問)高速の上限料金制度、新たな料金制度について、6月を目途とされている一部無料化の時期に合わせて新料金体系に移行するのかしないのかというのが国民にとって非常に関心事だと思うのですが、その点は現時点でどうでしょうか。
(答)同時にがらりと制度や仕組みが変わることが、一定の皆さん方に周知徹底を図っていく上では分かりやすさを提示出来るのではないかという思いはありますが、一方で繰り返しになりますがその作業も含めてどれ位掛かるかということについて、今現在鋭意進めて頂いておりますので、必ずしもそれにとらわれる訳ではない。
時期に関しても皆さん方にしっかりとご提示出来る時が来ればご提示をさせて頂きたいと思っています。

(問)6月に間に合うか間に合わないかの判断というものは何時までになされる必要があるとお考えですか。
(答)これも相手があることですから、料金の協定の問題もありますし、繰り返しになりますが技術的な問題、複雑な体系になっていますから、これを出来る限り分かりやすいかたちでということで考えて検討して頂いておりますので、それに対するシステム改修であったり、或いは料金所まで云々というのはないかもしれませんが、何れにせよそこの関わってくる様々な作業やこれらの工程を鑑みてということになると思います。
私共としては出来るだけ早い段階で周知徹底出来るようにと思っておりますが、現時点においてそれもお伝え出来る状況にないということでご理解頂きたいと思います。

(問)香川県の内海ダムですが、本体工事に着工されまして、大臣が仰っていた再検証の要請は実行されないということになった訳ですが、その受け止めと国交省としての今後の対応をお願いします。
(答)内海ダムは補助ダムですね。
ここに関しては理解を求めるという言い方で大臣は自治体の長の方々に発信されてきたかと思います。
これについては自治体の判断ということになりますので、国としてそれに対してどうこうということは出来ませんが、繰り返しになりますが、私共としては直轄に関してはこの再検証の評価軸或いは再検証方法含めて現在「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」で鋭意進めておりますので、これをしっかり進めることが私共に出来ることだと、最善の方法だと考えております。


ページの先頭に戻る