副大臣・大臣政務官会見

馬淵副大臣会見要旨

2010年6月14日(月) 11:30 ~ 11:37
国土交通省会見室
馬淵澄夫 副大臣 

質疑応答

菅政権におきまして、引き続き前原大臣の下、副大臣を再任させていただきました馬淵でございます。
また皆さま方とこうした機会を持たせていただくことになりました。
今後もよろしくお願いいたします。
私からの報告はございません。

(問)引き続きよろしくお願いいたします。
一部報道で高速道路会社の社長の人事が、民間からの起用が内定したという報道がありますけれども、その事実関係についてお願いいたします。
(答)今日、一部報道で、5つの高速道路会社の人事について報道があがったようでございますが、私共の方としましては一切承知をしておりません。

(問)今度の新しい政務三役の体制になって、副大臣の担務が変更になったかと思いますが、その狙いについて教えていただきますでしょうか。
(答)担務は大臣から申し渡されるものでありますので、私からということではないと思いますが、忖度すれば、かつて私が辻元さんと2人で副大臣の担務をさせていただいた中では、旧建設省系が私であり、旧運輸省系が辻元さんと、こういう割り振りだったと理解しております。
今回はそのような垣根は取り払って、三日月さんがそのまま辻元さんの後を受ければ旧運輸省系の部分ということになったかもしれませんが、そうではなくて旧運輸省の中にある各局の部分も私の担務に移り、また旧建設省系であった各局の担務が三日月さんに移るという形で、ある意味、縦割り型の行政の垣根を取っ払った、そういう形になったのではないかと思います。

(問)改めて再任をされて、道路関係の法案審議がずっと止まっている状況、あるいは新料金が6月には導入できないという状況もありますけれども、どのように取り組まれていくお考えでしょうか。
(答)幹事長からもお話を頂いておりますが、いずれにしろこの道路問題につきましては、昨年の重要要点も含めながら党全体としての考え方というものをまた整理をするということであると聞いておりますので、今後、幹事長、あるいは政調会長、当然、前原大臣、場合によっては総理や官房長官といった方々が御参画するかわかりませんが、いずれにしろ方向性を決めていただいた上で、担務の私どもとしては、その前提に従って進めていきたいというふうに思っています。

(問)高速道路の無料化の部分は月末からというお話で28日ということで報道があると思うんですが、正式に発表するのはいつということになるんでしょうか。
(答)6月中の実施とありますが、6月も今日で半ばに入っておりますので、もう近々に公表させていただくことになると思います。

(問)週内ということでしょうか。
(答)近々に公表させていただくということであります。

(問)高速会社の社長人事については、明日閣議で決定という報道だったと思うんですがそのような御予定は。
(答)私は承知をしておりません。

(問)政調が復活して副大臣主催の政策会議が廃止なのか、違った形になるということで、政調の復活について御所見をお願いします。
(答)今まで政策会議あるいは議員政策研究会、こういった2つの会議がそれぞれ政府からの発信、逆に与党議員の皆さん方の勉強の場というような形で会議が作られてきましたが、いずれにしろ在り方については政調会の中で考えていかれるということで、私どもとしては今までと変わらず、政府としての情報を発信しながら、議員の皆さんの御意見を踏まえて進めていくというその姿勢は変わりませんので、決定次第、それに合わせた、プロセスに合わせた形で取組をさせていただきたいというふうに思っています。

(問)高速道路会社人事について、固有名詞はどうでもよいのですが一般論として民間の人にすると。
これまで会長さんでは民間の人を輩出されていたと思いますが、トップを民間の人にすることで一般論でよいのですが期待されるようなことというのは。
(答)一般論で民間の方に期待されるというのは、民間のその感覚を持ってということでしかないのではないでしょうか。
現時点においては、私は人事のことを承知しておりませんので、それ以上申し上げることはできませんけれども、一般論でと言われれば、民間の感覚を持って取り組まれることに期待するということ以上でも以下でもないような気がします。

(問)先ほどから承知をしていないというコメントなのですが、これは政務三役での合意形成なしで人事が進められているという理解でよろしいですか。
(答)人事というのは、いわゆる皆に諮って物を決めるというではないと、私は思っておりますので、少なくても政務三役の中でもそういう理解でありますので、人事というのは当然ながらその責任者が最終的に判断して事前に漏れることなきようにしっかりと進めていくことが肝要だと思っていますので、少なくとも政務三役の中で誰が良い、これが良い、その候補者を提示して等という作業は一度もありませんでした。したがいまして、私どもとしては承知をしておりませんと、こう申し上げるのが適切かというふうに思います。

(問)続けて人事の件ですが、民間の経営感覚を取り入れてというのが一般的に期待されているということなのですが、現状の道路会社の経営について民間の経営感覚が発揮されていたかどうかとか、副大臣が抱えている問題点等がもしあればお願いします。
(答)いずれにしても、人事の問題というのは取りざたされるのはちょうど改選期ということでこういったことが取り上げられているかと思いますので、あくまで最終的な結果をもってこの人事の今日までの運営についてはまた語られるべきものだと思いますので、現時点においては控えさせていただきたいと思います。

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