副大臣・大臣政務官会見

馬淵副大臣会見要旨

2010年7月26日(月) 16:00 ~ 16:05
国土交通省会見室
馬淵澄夫 副大臣 

質疑応答

私の方から御報告事項はございません。

(問)今日の閣僚委員会の方で概算要求基準が大体原案が固まったということなのですが、御所感等ございましたらお願いします。
(答)まだ正式に閣僚委員会での内容についてはこちらに下りておりませんので、具体的には明日の閣僚懇談会で前原大臣出席の下、議論されるということでありますので、現時点においては私の方でお答えすることはないと思っております。
ただ今までも何度も申し上げてきましたが、我々マニフェストの目標であります1.3兆円というのは既に昨年一年目で農林水産省と合わせてですけれどもしっかりと達成しておりますので、その意味で公共事業費削減については我々としては成すべきことは成したということを閣僚懇談会で議論されるとこういうふうに思っております。

(問)仙谷官房長官は記者会見の場で一般的な歳出については一割カットで要求をしてもらうという方針だと記者会見の場でも言われておりますけれども、公共事業をまた更に一割切り込めともし言われた場合に、実際に国民生活への影響とか、この辺というのはどのように取り組んでいこうとお考えでしょうか。
(答)明日の閣僚懇談会で大臣がそうした方針に対しては正式にしっかりと議論をしていただくということですから、今現時点において想定でお話することは差し控えさせていただきますけれども、繰り返し申し上げますが、昨年、国土交通省としては15.3%という大変厳しい削減を行ったわけです。
その時にも地方の経済に対する懸念等といった声もありましたが、これらを踏まえながらまた平成23年度については、更に地域主権を進めるという前提の下、この概算要求をこれから組んでいくわけですから、基本的にこのスタンスというものを明日閣僚懇談会で議論していただいて、その結果を踏まえて我々としては取り組んでいきたいというふうに思っております。

(問)明後日で高速道路無料化の社会実験からちょうど1か月になりますけれども、現時点での実験の成果に対して副大臣はどのように評価をされるのかということを伺いたいのですが。
(答)開始直後からリアルタイムにということで、皆さん方に公表させていただいてました。
また1か月後という一つの単位の中でまた改めて公表させていただくということになるかと思いますが、おおむね地域の活性化ということにおいては寄与しているのではないかと思われますし、また今後は各公共交通機関との関係でありますとか、あるいは経済効果、ある程度長いスパンで見たものについての検証が必要ですので、こういったものが徐々に明らかになれば、高速道路無料化という、原則的に段階的に実施ということについての御理解を深めていただけるのではないかと思われます。
一応、現時点では私も選挙中、行く先々で無料化の区間を走らせていただきましたので、状況も見てまいりましたので、地域によっていろいろと温度差はあるかと思いますが、評価を頂けているものというふうに思っております。

(問)関連で、来年度も社会実験なのかどうかという点というのは、現時点ではいかがでしょうか。
(答)これは予算編成にかかわるものですから、正に先ほど申し上げたように総枠の話を含めて明日以降また方向性なり決まれば、その御指示を頂いた下でしっかりと検討してまいりたいというふうに思います。

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