副大臣・大臣政務官会見

松原副大臣会見要旨

2011年9月26日(月) 17:20 ~ 17:25
国土交通省会見室
松原 仁 副大臣 

質疑応答

本日は、政務三役会議を開催しておりませんので、私から御報告する特段の事項はございません。

(問)昨日の夕刻、中国の海洋調査船と見られる船が、我が国のEEZ内で航行しているのが発見されたとのことですが、海上保安庁の対応等も含めてお願いいたします。
(答)昨日9月25日午後5時55分頃、海上保安庁航空機が事前通報の海域と異なる東シナ海の我が国の排他的経済水域において、船尾からワイヤーのようなもの等を曳航中の中国海洋調査船「北斗」を確認いたしました。
当該調査船は我が国排他的経済水域において、海洋の科学的調査を実施する旨事前通報があったものですが、事前通報の海域とは異なる海域で、ワイヤーのようなものを引っ張って航海をしていたものですから、海上保安庁航空機及び巡視船から、当該調査船に対して我が国排他的経済水域における事前の同意内容と異なる海域での海洋調査は認められない旨の警告を実施したところ、調査海域を確認する等の返事があり、当該調査船は午後10時13分頃までにワイヤーのようなものを全て引き上げまして事前通報の海域に向け航行して行き、本日午前6時30分現在、同海域を航行しております。
東シナ海における中国海洋調査船の活動は活発化しており、我が国への事前通報がない調査や事前の同意内容とは異なる調査の実施も散見されることから、今後とも海上保安庁では関係機関と連携協力をしつつ、関連情報の収集に努めるとともに、その時の状況に応じて適切な対応をしていくものと承知しております。

(問)小沢元代表の秘書3名に有罪判決が出ましたが、副大臣としての受け止めをお願いいたします。
(答)小沢一郎元代表の資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書記載の事件で元秘書3人に有罪判決が出たことに対しては、私は政府の立場として司法の判断にコメントをすることは差し控えたいと思います。

(問)今朝の産経新聞の一面なのですが、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件があって1年ということで船長の釈放に絡んで政治判断があったという証言が浮上してきました。
松原副大臣は地検の独自の判断で、あの時に船長が釈放されたとお考えなのか、そこに政治判断が全く無かったとお考えになるのか、御見解を教えてください。
(答)1年前の尖閣での船長の釈放に関しては、検察当局による処分に関するものであるという認識でございまして、この場でのコメントはいたしません。

(問)例えば、御自身の主催されている議連などでは御発言をされる御予定はあるのでしょうか。
(答)今日は国土交通副大臣としての記者会見でございますので、私としては、この場ではこのような発言でありますが、やはり、この問題に関しては私が事務局長をしている「日本の領土を守るため行動する議員連盟」等がございますので、そういった場ではその立場としての発言を考えていきたいと思います。

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