副大臣・大臣政務官会見

松原副大臣会見要旨

2011年11月14日(月) 18:06 ~ 18:12
国土交通省会見室
松原 仁 副大臣 

質疑応答

本日は政務三役会議は開催しておりませんので、私から御報告する事項は特にありません。

(問)10日に再就職あっせんに関する調査委員会を設置されて、副大臣が委員長になられていらっしゃいますけれども、今後の調査についてどのように臨まれるかお考えをお願いします。
(答)今後は調査委員会において、資料の分析と並行して関係者からヒアリングを実施し、事実関係を確認していくことになります。
調査委員会の委員長として、なるべく迅速に、かつ、しっかりとした調査を実施してまいりたいと考えております。

(問)迅速にということですけれども、期限的にはどのくらいを目途というのはございますでしょうか。
(答)事実関係をしっかりと調査をした上で、なるべく迅速にまとめたいと考えておりますが、ヒアリング等の日程は相手もあるわけですから調整中ということでございます。
関係者に真実を語っていただく必要がありますから、日程、ヒアリング対象者は非公表となっております。

(問)京王電鉄の関係ですが、踏切の誤作動が昨年の6月以降6回目の誤作動が起きまして、既に国交省は2度の警告を行っているのですけれども、今回の事案に対する受け止めと今後の対応についてお聞かせいただけますでしょうか。
(答)11日金曜日の9時55分ころ、京王電鉄株式会社の高幡不動駅において、踏切遮断機が降下していない状態で列車が踏切道を通過するというインシデントが発生しました。
同社においては、昨年6月以降、同種インシデントを相次いで発生させたことから、昨年7月及び本年3月に関東運輸局から警告書を発出し、再発防止を指導したところであります。
今回のインシデントはこのような中で発生したものであり、同社を呼んで再発防止を指導いたしました。
また、12月10日からの年末年始の輸送等に関する安全総点検において、同社の取り組み状況を確認することとしております。

(問)既に2度の警告をしているのも関わらず、同様の事案が起きていることについて、副大臣としてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
(答)真剣に安全ということを考えていただきたいと思います。
今回のインシデントがどのように発生したかをしっかりと深掘りをして、2度と起こらないように注意をしていただきたいと思っております。

(問)先ほど官房長官会見で、松原副大臣が拉致担当大臣を補佐する任務を外れるという発言があったのですけれども、副大臣はこれまで拉致問題に積極的に関わってきたことで、
家族から信頼を得てその任務に就いたわけですが、手続きに不適切があったこと等で任務から外れるということになったことについてどのようにお考えでしょうか。
(答)拉致問題を担当する山岡国務大臣を補佐する副大臣について、本日、参議院・北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会理事会等において新しい副大臣に交替する話があったことは承知しております。
いずれにしても、人事に関する事柄であり、官邸の判断に従うということであります。

(問)副大臣は、担当を外れるべきだとお考えでしょうか。
(答)どちらにしても、私は拉致問題に関して、この10年間ずっと私の一つの思いとして戦ってきたわけでありますから、今後ともその思いは変わりません。

(問)拉致の関係についてですが、副大臣ご自身のブログで、先週の段階で既に解任されたという趣旨のことをお書きになっていたかと思いますが、一方で、その後任の副大臣もいないわけで、政府の発信のあり方として、拉致担当副大臣がいるのかいないのか分からないというようなことになってしまうと、拉致被害者の方から見ると心配というようなことがあると思いますが、その辺りについてのお考えをお願いします。
(答)先ほど申し上げたとおりでございまして、ブログにおいては、あのときに様々な議論があり、そのような方向なのかなという思いがありました。
その後、ブログを更新した直後の段階で官房長官に確認したところ、まだその状況は兼職を解くという判断には至っていないという話でありましたが、今日の段階で、概ねそのような話を理事会において聞かせていただいたということでございます。

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