副大臣・大臣政務官会見

三井副大臣会見要旨

2011年6月13日(月) 18:06 ~ 18:15
国土交通省会見室
三井辨雄 副大臣 

質疑応答

本日は、政務三役会議は開催されておりませんので、特に私の方から御報告することはございません。

(問)先日の内閣不信任案の提出のときの話なのですけれども、一旦、副大臣の辞表を提出されて、その後撤回されたわけですけれども、その件についての理由をお聞かせ下さい。
(答)6月3日の件ですが、各社からいろいろなインタビューを受けてお話もしておりますけれども、これまで私なりに副大臣として努力してきたつもりでございます。
そういう中で原発問題にしても、復旧・復興にしてもこういう対応で良いのか、この対応が被災地あるいは原発の関係で避難されている人たちに対して、本当に良いのかということを私なりに感じてきました。
そういうことを思いながら辞表を出させていただきましたけれども、大畠大臣からはこれまでの取組みについて大変一所懸命行っていただいたと。
引き続き被災地のことを考えると、復旧・復興もこれまで私を中心とした復旧・復興検討会議で議論してまいりましたし、その取りまとめもつい最近出来上がりました。
また、次の日に菅総理から官邸に呼ばれまして、今までの副大臣として行ってきたことについて高く評価していると、そういう中で、総理御自身が至らないところが沢山あるということですが、こういう重要な時期なので、是非とも引き続き副大臣を務めていただきたいということでございましたので、私も再び副大臣として一所懸命やらせていただきたいなという思いでございます。

(問)先週ですが、大臣から2次補正について、これまでの国交省の取組みを総点検した上で検討を急ぐようにという指示が出たと思いますが、その後の検討状況と2次補正に対する考え方も含めてお願いします。
(答)今も申し上げましたけれども、これまでいわゆる三井チームとして検討会議を開催してきましたが、復旧・復興については、大変重要な問題も沢山ございますし、地域のことも聞きながら、私たちがそこで検討したものを何としても取り上げていただきたいと、むしろ取り上げていただいていると思っております。
そういう中で、私は2次補正について詳しいことは聞いておりませんが、菅総理と野田財務大臣との間で相談中だということを聞いております。
私もそれ以上のことは今存じておりません。

(問)先週、北海道エアシステムの飛行機が地面に異常接近するトラブルが発生しましたけれども、それに対する受け止めと、再発防止策などお考えでしたらお聞かせください。
(答)6月4日にトラブルが発生して、国交省には10日に報告があったということですが、そういう意味ではあってはならないことで、重大なインシデントだったと思っております。
実際に起きた後に、なぜきちんとした報告ができなかったのか、危機対応、危機管理についてはしっかりとすべきだと思っております。
11日に東京航空局長からHACに対して厳重注意をしたということも聞いております。
また、今日から立入検査もするということでありますので、その結果については後で報告があると思いますけれども、必要な措置を講じていくということでございます。
いずれにしましても、国土交通省としては、これからも航空の安全確保という意味からしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
10日まで国交省に報告が無かったということは本当に大変なことで、その間にも34便も飛ばしていたということは、厳重注意をしなければならないと思っています。

(問)最初の質問に関連してですが、首相の退陣時期を巡っていろいろと解釈が分かれているところですが、副大臣はその辺はどういうお考えでしょうか。
(答)私も報道でしか知りませんけれども、いろいろな方がいろいろなことをおっしゃっているようですが、最終的には総理がお決めになることだと思います。
いろいろな報道の中では今月中にお辞めになるとか言われていますが、ただ、今重要なことはやはり特例公債法をしっかりと行うべきだと思いますし、野党があるわけですから、野党との交渉もしっかりしながら、私は対応していただきたいなと思っております。
2次補正については冒頭に申し上げたとおりでございますが、特例公債法については、まさに被災地の問題を考えて、歳入歳出の問題にしっかりと取り組むべきだと思っています。

(問)今回、地元に帰られてましたけれども、一連の不信任を巡る動きであるとか、若しくは御自身の辞表提出、撤回、続投に関することについて、地元ではどういう意見を受けられましたか。
(答)半分は批判、半分は応援という、だいたい5割5割でした。辞表を出した当時は皆さんから抗議の電話等もずいぶん来ましたけれども、その後は、北海道のこともあるし、しっかりと取り組めということで、むしろ応援の電話とかメールが来るようになりました。

(問)それを受けられて御感想は。
(答)もちろんしっかり公務に専念いたします。

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