副大臣・大臣政務官会見

三井副大臣会見要旨

2011年6月27日(月) 18:04 ~ 18:08
国土交通省会見室
三井辨雄 副大臣 

質疑応答

特に私の方から御報告することはございません。

(問)政府の復興構想会議が25日に提言をまとめましたけれども、地元からは更なる具体化や早期実現を求めていますが、先日、国交省としても対応方針を決められ、今後、省としても本部を立ち上げられますが、具体的にどのように取り組んでいかれるか、副大臣の所感を含めてお願いします。
(答)国土交通省においても三井チームということで今まで8回ほど検討会議を開催してきましたけれども、ここでとりまとめたものを、我々として、この構想会議に提言したところでございます。
提言中では、津波災害に強い地域づくりのための一般的な制度の創設を示されておりますが、こういった災害に強い地域づくり、国づくりの考え方は、14日に発表いたしました「今後の復旧・復興に向けた対応」と基本的な方向性は同じであると考えております。
今後、構想会議の提言を踏まえまして、政府としては恐らく7月中の復興基本方針のとりまとめを目指すと思われますけれども、国土交通省としても、この提言を踏まえながら、「今後の復旧・復興に向けた対応」に沿って、必要な法制度の整備を含めてしっかりと対応してまいりたいと思っております。
津波災害に強い地域づくりのための基本法と、できれば3次補正での対応ということを考えております。

(問)ユネスコの世界自然遺産に小笠原諸島が登録されたわけですが、現在、交通手段が船便に限られています。
空港整備等を求める声もあるわけですが、その辺の今後の国交省の対応はどうでしょうか。
(答)航空路の開設については、東京都と小笠原村が協議会を設置し、構想段階の検討が進められている中で、これまで5回の協議会を開催したと聞いております。
また、現在、東京都におきまして、航空路の開設に係る自然環境への影響ですとか、費用対効果、あるいは運航の採算性等について調査が行われていると聞いております。
いずれにいたしましても、国土交通省といたしましては、調査の進展、あるいは協議状況をしっかり見守っていきたいと考えております。

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