副大臣・大臣政務官会見

繰下げ三井副大臣会見要旨 

2011年1月12日(水) 13:16 ~ 13:29
国土交通省会見室
三井辨雄 副大臣 

閣議・閣僚懇

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
国際バルク戦略港湾ですが、政務三役で相談いたしました。そのスケジュールの方向性について決定いたしましたので、お知らせします。
選定の時期については、各応募者の取組ですとか、あるいは内容ですとか、それから次回の委員会での議論の進捗具合、進み具合を見ながら、今年度末に選定を終えたいと思っております。
国際バルク戦略港湾については以上です。

質疑応答

(問)昨年来の問題なのですが、首相が年頭の会見で、小沢元代表の強制起訴後の対応について、出処進退を明らかにというような発言をされました。
この発言について、所感があれば教えてください。
それと明日の党大会後に、首相が人事について話すということなのですが、党の今回のいろいろな人事について、こうあるべきだというような話がありましたら、それについても合わせて伺いたいのですが。
(答)総理の年頭の記者会見に、出処進退を明らかにすべきというお話がありましたけれども、私は、出処進退というのは、やはり小沢一郎先生がお決めになることで、周りがとやかく言う問題ではないと思っております。
通常国会を控えているわけですから、我々としても法案を何本も抱えておりますし、これは直接、間接的に国民生活に大きく係わる問題がたくさんございますから、そういう問題を含めて、やはり今は党内がごたごたしているときではないと私も思っております。
いずれにしましても、今、国内の経済状況を見ても、あるいは雇用の問題についても、問題は山積しているわけですから、党内のごたごたを無くして、国会議員ですから1日も早く、しっかりと法案に取り組みたいと思っております。
 人事については、私が今、コメントできる立場ではありませんし、通常国会を1日も早くやるためにも人事は当然のことながら早くやるべきだと思っております。

(問)日本とモンゴルの建設会議の件ですが、会議の趣旨や国交省の立場、それから建設分野におけるモンゴルとの具体的な協力方針等があればお聞かせください。
(答)今日、モンゴルに国土交通省の建設流通政策審議官が行っており、ちょうど会議中だということの報告を受けています。
特にポイント的に申し上げますと、舗装道路の整備、あるいはインフラの整備など、建設分野における両国の相互信頼、相互協力を促進するということが1点と、それからこれまでも都市計画の分野ですとか、あるいは水資源の分野についても協力を行ってきましたので、これを更に積極的に進めていこうと、そういう考えでおります。
いずれにしましても、これからもモンゴルとの関係というのは強力にしていきたいと思っています。

(問)バルク戦略港湾について、年度内の選定ということで、当初は昨年内での選定ということも目指されていた経過もあったかと思いますが、こういったスケジュールになった経過をお願いします。
(答)先ほども申し上げましたように、これまで専門家の皆様などの意見をそれぞれ聞きながら、バルク港湾というのは日本にとっても国際的な競争に勝つという意味でも、中身をもっと精査をすべきだということもありましたし、これまでも何か所かプレゼンテーションしてきた所もありますから、そういう整理もありますし、その他の条件等、地域の事情もございますので、そういうことも含めて今年度中ということになったと思います。

(問)バルクのことで3点ほどお願いします。一つは、今、計画書の再提出をさせていて、28日に締め切るということでございますけれども、前回までに提出をされたものと、どのように違う点を強調されて計画書をお願いしているのかということと、年度末の選定に当たっては、政務三役としてどのような視点を重要視されて選定されていくのか、最後に、選定される際の港の数というのは、当初副大臣がおっしゃっていたように、特に数は決めずに必要なところはということでよろしいのか、その3点をお願いします。
(答)1点目の問題については、我々政務三役としても、これまで限定せずにそれぞれの地域間のプレゼンテーションの中で、地域の皆さんの、一つはやはり住民なり市民の皆さんの応援がしっかりあるべきだということも特に強調してまいりましたから、一番大きいところは、そういうところが一つの審査基準になるのかなと思っております。
あとは、地域地域の要請だとか、あるいはある程度いろいろなことを工夫されているとか、そういうものも今回の審査基準に入っていると思います。

(問)選定する港の数についてはいかがでしょうか。
(答)数について限定せずということですが、最終的にはある程度限定しなければならないことは出てくるわけで、プレゼンテーションに尽きますけれども、そういう中で、さらに審査基準をもってこれから選定していく中で、委員の皆さんが議論を深めて頂くことと、我々政務三役の中で議論してきたところをしっかりと一致させながら、決めていきたいと思っております。

(問)離島振興法についてお聞きをしたいのですが、2013年3月で期限切れということで、そろそろ本格的な検討も必要になってくるかと思うのですけれども、現段階での国交省としての対応方針と、検討のスケジュール感というものがあれば教えて頂けますでしょうか。
(答)先日、検討のための分科会を開催しました。それは後でもいいですか。

(問)小沢元代表のことで、小沢元代表は政倫審出席について通常国会開会後というふうに意向を示していますけれども、党の方はその時期について無条件での出席を求めているということですが、副大臣は政倫審出席に関して、条件や時期について、無条件で出るべきだというお考えでしょうか。
(答)御存知のとおり政倫審については特に拘束力がありませんから、その中で私たちがコメントする以前に小沢先生が御判断すべきことだと思っております。
ただ党とすれば条件をつけることは認めないとかいろいろおっしゃっていますけれども、最終的にはそれは小沢先生が御判断し、これからどういう形で開かれるのかということも分かりませんし、そこは党と小沢先生との間でどこまで詰まっているか分かりませんけど、いずれにしても時間がかかるのかなという感じはします。

(問)人事のことでお伺いしたいのですが、馬淵さんはほぼ辞めさせられることが確実と見られている中で、後任の人事について何か聞いていらっしゃるかどうか。
あと一部に三井さんがそのまま上がるのではないかとの説もあることにはあるのですが、その点についてお考えがあればお願いします。
(答)人事については私は何にも聞いていません。
私だって今の立場がいつどうなるか分かりませんし、私が決めることではありませんから、いずれにしても先ほど話がありましたように14日にお決めになるのか、17日に内閣改造されるのか分かりません。
私については全然そんな話は聞いておりません。

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